通りすがりさん 2022-11-20 19:17:51 |
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えっ、あ……。
(自分の参っている姿に声に出して笑う顔に少しむくれそうになるも、頭を撫でられれば拗ねそうになった気持ちはどこかへ行き胸の奥が暖かくなって。これ以上甘くされれば奇声を上げてどうにかなってしまいそうだったので少し安心したが、彼の言葉に少し驚いて窓を見てみれば激しい雨音が耳に入りあ、と声を零して。
確かにこの雨なら外に出ると大変なことになりそうで、せっかく温まった体も氷のように冷えきってしまうだろう。濡れ鼠になる彼のことが心配で、外に放り出す訳にも行かず「そうですね、」と頷いて。ただ、泊まるにあたりじとりとした目で釘を刺すが、顔の赤みは引かずにいて)
それは構いませんけど…変なことはしないでくださいね。
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