総長 2022-11-20 15:41:37 |
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…………。
(苦し紛れの掌底は軽く躱され―――遂には興味を失われたのか、意識ももうこちらに向いていない。
だが好都合だった。例えそれが己にとって屈辱の極みであろうと、確実に敵を倒せるのなら―――1……。頭の中で一つカウントする。唯一の能力―――異空間魔術の使用回数だ。円治の手のひらからゆっくりと銃身の長い大型の銃―――近距離特化のショットガンが浮かび上がってくる。完全にその姿を出したその時、音もなく悪魔に銃口を向ける。悪魔に飛び掛かっていくレゼに一瞬目配せして、レゼの攻撃と同時に悪魔の頭目掛けて引き金を引いた―――ショットガンは一発で大量の銃弾が飛ぶ。近距離で躱すことも困難、身体はすり抜けようが角に当たる可能性も高い。渾身の奇襲だった)
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