匿名さん 2022-11-03 00:21:27 |
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【安室 透】
そうなんですね。
ここの店のお酒は美味しいんですけど、記憶をなくされては困りますし。
僕は、寝る前なんかにちょっと飲みますね。強いか弱いかと言われると、恐らく普通かなとは思います。
( 相手がよほどお酒に弱いのだと分かると、何となくイメージ通りだと少し微笑み。記憶をなくしてしまうのであれば、今回はお酒を勧めるのは辞めておこうと思う。本来ならこの料亭のお酒はどれも逸品で美味しいし、ぜひ飲んで欲しいとも思うが、また次の機会にでもと相手に伝えて。自分のことに話が振られれば、寝る前なんかにバーボンをグラスに少量飲むことがあるが、強いかと言われるとそこは自信を持って頷けないところではある。なので普通だと答えておくことにして。少し相手の緊張も解れたところで、いよいよ本題に切り出すためひとつ呼吸を置き、改まった感じを出し。話を切り出すと、ここから先は一切のことを他に漏らさないよう予め先手を打つ。また緊張させるようなことを言うが、ここからは少し緊張感を持って聞いてもらいたいのは本当のことなので、少し真剣な面持ちで言葉を紡ぎ始め。何を話すにもまずは自分のことから打ち明けていかねばと、胸元から警察手帳を取り出すとその証を相手に見せる。)
…今日優菜さんを呼んだ理由を今からお話しますが、ここから先の事は他言無用でお願いします。
先ず、僕の職業から説明しますね。
【早乙女 なつき】
…そんなヘマはしないわよ。
あたしは、早乙女 なつき。ジョディから話を聞いてるなら色々知ってると思うけど。宜しく、バディ。
情報共有ね。OK。どこから話しましょうか。
( 室内に入った途端相手が此方に静かにするように促す仕草を見せたことで、盗聴器があるかどうかのチェックなのだと理解すると頷き黙ってチェックを受け。当たり前だが盗聴器を付けられるだなんてヘマはしないと、小さく笑って言う。こう見えてもFBIとして訓練されてきたこともあるが、些細な変化には敏感な性格の為、盗聴器関係は心配しないで欲しいと相手に伝える。安心したのもつかの間、相手の声色が変わったことに、いよいよ本当の彼と会話ができると少しばかりワクワクしている自分もいて。眠気なんて今は吹っ飛んでしまった。ジョディから彼のことは大方聞いていることから、相手もおそらく自分のことをジョディから聞いているだろうと思うが、一応自己紹介をして。これから組織に関しての知り得ている情報を共有することを求められれば、二つ返事で了解の意を示し。近くにある椅子に腰をかけて。)
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