匿名さん 2022-11-03 00:21:27 |
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【安室 透】
あぁ、では僕も同じもので。
優菜さんは、普段お酒は飲まない人ですか?
( 相手の頼んだ飲み物を聞けば自分も同じものをと、丁度近くにいる女将に注文するとすぐにその場を退室して物の10秒程度で飲み物を運んできては、「料理は30分後にお持ちします」とご丁寧に次ここにくる時間を告げて再び姿を消す。詰まるところ30分内で彼女に「協力」を願いでなければいけない。協力を申し出るということは、こちらの身分を全て打ち明けてしまわなければいけない。勿論彼女が信用に値する人物であることは、ポアロの姿や、それ以外で調べさせてもらった情報から分かるわけだが。2人きりとなってしまった空間に沈黙が落ちる。どうも相手の様子を見るにここに呼ばれた理由がまるで分からないと言ったように少し警戒している様子まで見える。飲み物に関連して、普段酒は飲まないのだろうかとこれは本当の興味本意で尋ね、少しでも相手の緊張をほぐそうと試みて。)
【早乙女 なつき】
…久し振り。いやー、確かにまだ時差**してるかも。
でもここで昼寝なんかしたら、昼夜逆転生活の始まりだし。
( 扉を開けた相手の姿を捉えると、当たり前だが「沖矢昴」の格好をしており。少し間を空けてにっこりと笑うと、偽りの兄として接するため砕けた口調で兄妹として違和感のないように話す。彼が沖矢昴として東都大学に通うことも、彼の身分証明書を作ったのも実は全部自分の管轄内の仕事。だから偽りの彼の姿を見るのは初めてではないのだが、どうにも元の姿をしっているが故に違和感しかない。荷物を自然と持ってもらったことには感謝の言葉を短く伝え、家の中へと入る。きっと家の中に入れば彼の領域。盗聴器もカメラも無いことは分かっているため演技は必要なくなるのだろうが、とりあえずは相手がそれを解くまで合わせておこうと思う。家の中を見渡すと、外観から分かるようにとても広い間取りで。きっと部屋もたくさんあるのだろうと想像出来る。)
はー、本当に広い家ねー。
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