匿名さん 2022-11-03 00:21:27 |
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【安室 透】
─あぁ。優菜さん。わざわざ、足を運んでいただいてすみません。どうぞ、かけてください。
( いつも通りポアロの仕事が終われば、いつもなら帰路につくところを愛車に乗り込むと目的の場所へに向かう。常連の彼女に指定した場所、高級料亭に辿り着くと女将に個室の席へと案内される。無論、周囲の客室には誰も入れないよう手配済みで、念には念を入れてあるが、この料亭は普段から公安の仕事で使わせてもらっていることもあり、そういうところの気配りは流石といったところだ。暫くして廊下から聞こえてくる足音、そして開いた襖から顔を覗かせているなんともいえない表情の彼女を捉えれば、いつもの通り『安室 透』の顔で、笑顔で彼女を迎え入れる。自分の向かい側の席に座るよう促すと、彼女が腰掛けるのを待ちながら、彼女の一挙一動を見逃すまいと観察をする。ポアロの常連である彼女をここに呼んだのは他でもない、彼女の能力を此方としては利用させてもらいたいから。ポアロでパソコンを触る姿を観察していたのが、それが思わぬ収穫となった。一先ず女将に飲み物だけを注文すべく、飲み物のメニューを相手に見せて何を頼むか尋ねて。)
とりあえず、飲み物頼みましょうか。
【早乙女 なつき】
はぁー、りっぱな家ね。
…こんにちはー。
( 同じFBIの仲間、とは言っても今まで関わりがあまりなかった彼と仕事をすることになるとは今でも信じ難い。親友のジョディの元恋人であり、FBIきってのスナイパーとして暗躍する彼は、例の組織を追うためこの『工藤邸』に『沖矢昴』という学生に扮して情報を集めている。辿り着いた家を見上げると、流石あの工藤優作の家なだけあって、りっぱな佇まいに思わず感嘆の声を上げる。インターホンを押すと、家の中に音が鳴り響いたのが外からでも聞こえ、暫くすると中から足音が聞こえてくる。今日からこの工藤邸に彼の妹として、住むことになるのだが。勿論、親友の過去の恋人に興味はないし、ただの仕事仲間として接するつもりだ。何にせよ、彼とはきちんと話をしたこともないのでどんな人物なのか楽しみではあるのだが。出てきた相手を見ると、にっこりと笑って挨拶を済ませる。)
(/ありがとうございます。とても分かりやすいロルで、勉強になります!何か要望などありましたら気軽にお声掛け下さい!これからどうぞ宜しくお願いします。)
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