匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「んーん、なおそうとしてくれてたのわかってるから」(魔力体は、悪魔の相手が謝ると、首を横に振り、謝らなくていいと言い。悪魔は、「ただいま、ちーといてくれてたんだな。こいつ、そろそろ戻そうと思ってんだけど、大丈夫か?」と悪魔の相手に確認するように尋ねて。一方、天使は、相手の方を見て、『おかえりなさい。あ、美味しそうだね!』と、お弁当を見ては目を輝かせて言い)
『…いいけど』
(悪魔は彼から顔を背けながらもそう伝え、自分は「あれからネロと話せた?まだ拗ねてるの?」と尋ねつつ夕食の支度をしており)
「…ネロが頑張って考えてくれた案を断ったから拗ねてんだろ?それはほんと悪かったと思ってるよ」(悪魔は、魔力体を取り込んでは、悪魔の相手の前に座って、そう伝えて、「機嫌直してくれない?」と言い。天使は、『あの様子だと、ダメな気がするんだよね…』と眉を下げつつ呟いては、少し様子を見ようと立ち上がっては部屋に行き、こっそり覗き込んで)
『俺、頑張って考えたのに…』
(悪魔は彼に謝られると苛立ちをぶつけるようにそう呟き、自分は「なんとか説得しないと、ご飯も食べてくれないかもなぁ…」と心配しつつ天使の彼に着いて行き)
「…うん、それはよくわかってる」(悪魔は、悪魔の相手をしっかり見つめながら、理解していることを伝え、「ちーを出す前に異常出てたし、変わらないんじゃって思ったから断っただけで、ネロの考えをあしらったつもりはないよ」と真剣に伝えて。天使は、『ネロ、大丈夫かなぁ…』と心配しつつ見守っていて)
『っ…そんな見ないで!』
(悪魔は不満を表したかったものの、彼に見つめられるとどうも調子が狂ってしまいそう伝え。一方、自分は心配そうな天使の彼を見ては「アンジェロも話してくる?」と尋ねてみて)
『…ちょっと行ってくる』(悪魔は、どうしたものかと困ってしまい。天使は、その様子を見ては、相手にそう伝えて中に入り、『ネロ、何がそんなに不満なの?』と声を掛け)
『わ、わかんないけど…イライラするの!』
(悪魔は天使の彼が部屋にやってくると少したじろぎながらもそう告げ、自分は悪魔自身も困惑しながら怒っているのだろうかと考えており)
『…そっか』(天使は、それならどうすればいいのだろうと考え、『ゆっくり深呼吸してもダメそう…?』とダメ元で尋ねて。悪魔は、悪魔の相手の様子を見て、相手に頼もうかと扉の方に行けば相手がおり、「ネイ、俺たちじゃ落ち着かせられないかもだし、頼んでもいいか?」と頼んで)
…ネロ、不安定になってるみたいだからそれがいいかもね
(自分は2人に任せるより自身が対応した方が安全だろうと考えてはそう伝え、「ネロと少し話するから、アンジェロたちは先にご飯食べてて」と天使の彼に声をかけて)
『うん…お願いね』(天使は、心配そうに悪魔の相手を見つつ、相手に任せて、悪魔と共に部屋を出てリビングに行き。悪魔は、弁当を温めたりと用意しつつ、天使を宥めていて)
『ネイばっかり信頼されて、ずるい…』
(悪魔は2人が部屋を去るとぽつりとそう呟き、自分は「そんなことないよ。皆ネロのこと大好きだし、アンジェロは誰よりもネロのこと大切にしてるじゃん」と宥めており)
そんな心配しなくても、すぐに元気になるって(悪魔は、未だ心配している天使の背中をぽんぽんとながら言っていて、食べようと声をかけ、食べることにして。天使は、食べることにするも、とてもゆっくり食べていたが、2口ほど食べては箸を置き、『…俺、後で食べる』と言っていて)
ネロが機嫌直してくれないと、アンジェロの元気なくなっちゃうからさ…
(自分は未だ機嫌を損ねている悪魔にそう声をかけ、「アンジェロが元気なくなって、具合悪くなっちゃってもいいの?」と尋ね。一方、悪魔はそれを聞くと『そ、それはやだ!』と立ち上がるもどうしていいのかわからずにいて)
…明るくしなくていいけどさ、飯だけはもうちょい食っといた方がいいんじゃねぇか?(悪魔は、一度食べるのをやめれば、「ネロが元気になった時、お前が食えてねぇと自分のせいだってなったりするだろ?だから、半分の半分くらいまで、頑張ってみねぇ?」と説得していて。天使は、悪魔の言葉に、そうかもと思い、食べ始めるも、とてもゆっくりで)
…ちょっと魔力が足りてないみたいだから、今度兄貴に補充してもらおっか
(自分は悪魔の様子を見つつもそう伝え、「とりあえずご飯食べれる?」と尋ねてみて。一方、悪魔は少し気持ちが落ち着いたようで、軽く頷いては自分と一緒にリビングへ向かい)
…あ、ほら来たぞ(悪魔は、天使と共に食べていれば、2人が来て、天使に声をかけ、相手の方を見ては、「ネロ、もう大丈夫か?」と尋ね。天使は、悪魔の声掛けでそちらを見ては、悪魔の相手がいて、食べるのをやめては、『ネロ、もう元気になった?』と不安げに尋ねて)
『うん、平気』
(悪魔は自分に促されるままに椅子に座り食事を待っていて、自分は悪魔の分の弁当を温めつつも「アン、ネロの魔力足りてないみたいだから今度兄貴のところに連れて行ってもらえる?」と伝えて)
『よかったぁ…』(天使は、悪魔の相手の様子から落ち着いたのだと感じ、心底安心していて。悪魔は、さっきの様子は魔力不足が原因なのだろうかと思いつつ、「ん、わかった」と言い)
『…そんなに心配だったの?』
(悪魔は天使の彼の顔をじっと見つめながらもそう尋ね、自分は温めた弁当を悪魔の前に置くと「ネロが元気ないと皆心配しちゃうんだよ」と教えてやり)
『当たり前でしょ?恋人だもん』(天使は、少し大きく頷いては、当然だと言い。悪魔は、「好きな人のことは心配になるけど、恋人ならもっと心配になるんだよ。俺もネロのこと心配だったし」と伝えて)
『ふーん…』
(悪魔はそんなものなのかと思い早速スプーンを使って食べ始め、自分は彼の隣に座ると「アン、まだ味しない?」と尋ねてみて)
『ネロ、美味しい?』(天使も、食事を再開しつつ、悪魔の相手に尋ねて。悪魔は、相手の問いに小さく頷いて、「今のとこ、戻る感じは無さそうなんだよなぁ」と呟いて)
『うん、おいしい』
(悪魔は食べながらもそう答え、天使の彼がまだあまり食べていないことに気がつくと『お腹すいてないの?』と尋ねてみて。一方、自分は「そっか…早く治るといいんだけど」と眉を下げて)
『!…ネロ、大丈夫かなって気になっちゃって、ご飯いらないってなっちゃったんだ』(天使は、食べていたが、悪魔の相手の質問に、どう答えるべきかと悩んだが、ちゃんと伝えても大丈夫と判断し、苦笑しながら言い、『でも、もう大丈夫ってわかったから、いっぱい食べるよ!』と伝えて。悪魔は、「魔力体を生み出せるせいなのか、悪魔の誰かに知らずのうちにかけられた呪いなのか、原因分かれば対処出来るんだけどな」と言い、食べ終われば片付けて)
『そうだったんだ…』
(悪魔は天使の彼の話を聞くとそこまで悩ませていたのかと後悔し、『俺のも食べていいよ』と1口差し出して。一方、自分は「原因か…」と呟くも全く思いつかずにいて)
『えっ、いいの?』(天使は、差し出されると驚き、いいのかと言っては食べ、『ん、おいしい』と幸せそうに言い。悪魔は、「明日も治んなけりゃ、兄貴かにぃ兄さんに頼んで調べてもらおうかな」と言い)
『うん、特別!』
(悪魔は天使の彼の喜ぶ姿を見ては嬉しそうにそう伝え、自分は「何かあってからじゃ遅いし…なるべく早めに診てもらった方がいいよ」と心配をしており)
『じゃあ、ネロにもあげる!』(天使は、悪魔の相手の言葉に嬉しそうにしつつ、お返しにと自分のもと言い、1口分取れば、悪魔の相手に差し出して。悪魔は、相手に心配かけてばかりだと思い、「ネロに魔力補給してもらわなきゃだし、明日兄貴に聞いてみるよ」と言い)
『あーんっ…』
(悪魔は差し出されたものを口に含むと『ん、アンジェロが好きそうな味だ』と嬉しそうに呟いて。一方、自分は「うん、そうした方がいいね」と言いつつ片付けを始めて)
『うん、この味好きなんだ』(天使は、悪魔の相手に好きそうと言われ、頷きながら言い、『俺の好み、よくわかってるね』と言い。悪魔は、相手の兄に『明日、そっち行くから魔力お願い』とメッセージを送っておき、「もし兄貴もわかんねぇってなったら、お手上げだよなぁ…」と言い)
『うん、アンジェロのことちゃんと見てるから!』
(悪魔は天使の彼を見ているからこそ分かるのだと得意げに話し、自分は「後は…やだかもだけど、病院に行くとか」と呟くも難しそうだなと考えており)
『俺も、ネロのことちゃんと見てるよ』(天使は、悪魔の相手の言葉に嬉しそうにしながら言い、食べ終われば片付けて。悪魔は、「病院…兄さんに教えてもらったけど、確か、魔界の病院は診察で終わりゃ良い方で、すげぇやべぇんだよな」と思い出しつつ言い)
『じゃあさ、アンジェロは俺のどんなところ知ってる?』
(悪魔は天使の彼と共に片付けながらも興味津々にそう尋ねてみて、自分は家に医者が来ていたため首を傾げつつも「俺は街の医者のことは知らないけど…兄貴がそう言うなら、やめといた方がいいのかな」と伝え)
『んー、そうだなぁ…』(天使は、どれがいいかと考えて、『これは好きそうだなとか、気に入りそうだなとか、これはネロ好きじゃないだろなってわかるよ』と言い。悪魔は、「兄貴がすげぇ拒絶してたって聞いたし、魔界の医者ってそうなのかと思ってたけど、違ぇの?」と尋ねてみて)
『じゃあ問題ね!んーと…俺はジュースが好きでしょうか!』
(悪魔はそれならばと問題を出してみることにし、思いついたものをそのまま言ってみて。一方、自分は「俺は他の医者のことは知らないけど…まあ、確かに嫌だったかも?」と呟いて)
『答えは、大好きだよね』(天使は、突然のクイズにくすっと笑って、考えることなく言い。悪魔は、相手もそう思うなら本当にヤバいのだろうなと思い、「…医者に頼る日が来ないといいけどな」と苦笑して言い)
『!すごい、よくわかったね』
(悪魔は天使の彼が当てたことに驚いてはそう伝え、『じゃあ、ピーマンは?』と聞いてみて。一方、自分は明日は早いのだろうかと考えては「そろそろお風呂入る?」と尋ねてみて)
『確か、それは嫌いだよね』(天使は、次のクイズも、考えることなく言い、『というか、ほとんどの野菜あんまりでしょ』と言ってみて。悪魔は、チラリと時計を見ては、もうこんな時間かと思い、「うん、そろそろ入ろうかな」と言い、お風呂に入る準備をして)
『な、なんで知ってるの!?』
(悪魔は天使の彼に言われたことが図星だったため目を丸くしながらそう尋ね、自分は「じゃあ残りは俺が片しておくね」と言いながら彼を見送って)
『だって、ネロのこと見てるもん』(天使は、驚いている悪魔の相手の様子に、ふふっと笑いつつ、悪魔の相手を見てる証拠だと言い。悪魔は、「ありがと、じゃあ入ってくる」と伝えて風呂場に行き)
『んへへ…』
(悪魔は見ているからだと言われては嬉しそうに目を細め、『アンジェロもクイズ出して!当てるから!』とねだり)
『え、俺も?』(天使は、悪魔の相手にクイズを出すように強請られ、何がいいのかと考えて、『じゃあ、問題です。俺の好きな飲み物は?』と言い)
『えーと…』
(悪魔は問題を出され考え始めると少しの間止まってしまい、自信がなさそうにしつつも『コーラ…とか、甘いやつ…?』と答えてみて)
『…正解!』(天使は、悪魔の相手の答えに、ココアは甘いからと思い、正解という事にし、『ネロすごいね』と褒めてやり)
『ほんと…!?』
(悪魔は天使の彼に正解と言われると安心したようにそう呟き、『俺、すぐ思いつかなくて…頑張って考えたから、合っててよかった』と微笑んで)
『俺は色んなの飲むから、悩んじゃうよね』(天使は、悪魔の相手が悩んだことを、すぐにわからなくても仕方ないと言い、悪魔の相手の頭を撫でてあげて)
『今度はちゃんと当てたい…』
(悪魔は頭を撫でられるもどこか不服そうにそう呟き、自分はある程度片付けを終えると彼がパジャマを持って行っていないことに気が付き、それらを持って浴室へ向かい)
『うーん、何がいいんだろ…』(天使は、悪魔の相手も把握していそうなものはないかと考えて。悪魔は、相手が来ると同じタイミングで上がってきて、「あれ、どしたの?」と不思議そうにしたが、相手の持つパジャマを見ては、すぐに理解し、「ありがと、忘れてたの、風呂入ってから気付いたから助かったぜ」とお礼を伝えて)
『なんでもいいよ!』
(悪魔は次こそどんな質問でも答えられると思いそう伝え、自分は「風邪引いちゃうからちゃんと服着てね…あ、髪乾かそっか?」と提案して)
『じゃあ問題ね、俺が1番好きなお菓子はケーキ?』(何がいいかと考えては、これならと思い、問題を出してみて。悪魔は、身体を拭きつつ、相手の提案に嬉しそうに「じゃあお願いしようかな」と言い)
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