おなじ蓮の花の上で ─〆

この度はお声掛けありがとうございます。④の男性『主』とのご希望、承りました。早速ですが、ざっくりとした性格傾向を記載いたしますので、こちらが特に問題なければ肉付けしていきたいと思います。


【甘い言葉や己が身体を用いて、老若男女問わずあらゆる人間を誑かして外堀を埋め、弱味を握る策略家。時には当主候補そのもの、またはその刃、さらには己に利を齎す有力者等々あらゆる人物を籠絡し、得た権力や人員を好きなように扱う。それでも蹴落とせない敵対者には、脅しや物理的手段を躊躇なく用いて排除を試みる性悪で、人前では『刃』のことも容赦なくモノ扱いする。しかし人の目の届かぬところでは『刃』をこよなく愛し、歯が浮くような愛を囁くが、『主』と『刃』の関係上結ばれることは決して許されぬ状況に葛藤を抱いている。
『刃』のことは"妹"としても"女"としても愛しており、ただでさえ背徳的な想いを募らせている。『刃』からの想いにも当然気が付いているが、主従以外の名が付いた関係には昇華させようとはしない。
(※ここから先は同意いただければ組み込みたいと考えています)しかし夜伽、恋人の振りの練習を言い訳に、『刃』を言葉でも身体でも愛する狡さを持つ。】


といったものを考えています。※の箇所に同意いただけた場合は規約遵守の上、暗転描写にて飛ばしつつも甘い要素を盛り沢山に詰め込めれば幸いです。
上記をご確認の上、主に対してご要望、萌え萎え等ございましたら遠慮なくおっしゃってください。

(/承諾とトピ作成、誘導ありがとうございます！お返事が大変遅くなり申し訳ございません。主得板にてお声がけさせて頂いた者でございます。

性格傾向の方は※を含めて気になる点等、問題ございません。むしろ私の好みにドンピシャ過ぎて、お話するのが楽しみでございます！
萎えと致しましては、女々しすぎる、病弱、低身長……くらいでしょうか。見た限り萎えに当たる部分がほぼ無いので、大丈夫かなと思っております。

こちらも再度板に貼らせて頂いたものを貼り付けさせて頂きますので、問題なければpfの作成に移らせていただきます！)


『刃』簡易pf
（女／身長159cm／鍛えられたタイプの細身／日本人らしい顔立ち）

【淑やかで常に落ち着いており、『主』以外には慇懃無礼な態度を取る。柔和な笑みを浮かべながら常に『主』の一歩後ろに控えており、全てにおいて『主』第一。『主』の障害になるならどんな手を使ってでも排除し、命令がなくとも敵対する意の言葉を吐けば問答無用で実行するだろう。その時の表情は冷徹そのものだが、笑みが決して崩れることはない。
『主』に対しては兄としての敬愛と男としての恋情を抱き、『主』の想いに対しては分かっていても気付かぬフリをしている。立場上抑え込んではいるが、無理な時は『主』がいない場か、『主』に誘われた際に発散している。叶わぬものと分かっているからこそ全てを受け入れ、彼の願いを叶えるべくどんな事を、どんな手段を使ってでも実行する。全ては愛する『主』のために。だが彼に伴侶が出来た時にどうなるか、それは己でも分からないままでいる。】


※サンプルロル

……やれやれですねぇ。

（足元に広がる血を見て、呆れたように嗤う。障害になるなら排除すると忠告して、警告したのに、何故こうも無視するのだろうか。命が大事だろうに、もったいない。溜め息を吐いてから刀についた血をハンカチで拭き取って、赤く染まったそれを血の海の中に捨てる。折角大切な人から貰ったのに、スーツも汚してしまった。クリーニングに出せば問題はないだろうが、それよりも愛しいあの人がくれたものを汚してしまったことが一番ショックで。血の海に視線を向けて、大きな溜め息を吐いては、また嗤う）

兄様の障害になったのですから、そのくらいの覚悟は決めていたのでしょう？……でも。

（カツカツ、とヒール音を響かせながら血の海に近づき、腰を下ろす。まるで小さな子を見るような、慈しむ目で見ていたのだが、それは徐々に怒りを含んだ目に変わる。許せない、大事なものを奪おうとした罪は重い、だから奪われる前に奪うしかない。あの人の耳に届く前に、さっさと始末するしかない）

私の大切な兄様には指一本、触れさせる訳がないでしょう？兄様の邪魔はさせません。全ては……愛する兄様の為に。

（最後はうわ言のように呟く。恋情は持ってはいけないと、身分を弁えろと言われても、一番近くにずっと居れば無理なものは無理なのだ。誰も居ない一室、正確には消したために居なくなって一人になった部屋で、ここしかないと溜まりに溜まった“アイ”を、決して聞かせてはならない言葉をひとしきり言ってから、顔を元に戻し立ち上がって、物言わぬ“それ”に挨拶をしてから、その場を立ち去るだろう）

私には貴方だけが全て。貴方の為ならなんだって出来るのです。だから兄様、褒めてくださいますよね？ああ、あいしてます、アイしてます、愛してます、兄様……。では、ご機嫌よう。

お越しいただきありがとうございます。またお好みに沿えたようで、安堵いたしました。ではこちらを基に作成に取り掛からせていただきます。
『刃』に関しても特に問題ございません。愛が重く従順、しかし時には自らの意思で行動する素敵なご息女様ですね。一点だけ、『刃』の名前に関しては『鳳月』の姓は与えられておらず、下の名前のみとの設定を追加させていただいてもよろしいでしょうか？
そちらの方特に問題なければ、PF作成の方よろしくお願いいたします。

(／『主』のPFが完成しましたので、連投となりますが載せますね。不備やご要望等ございましたらなんなんりとお申し付けください)


「おいで、私の○○。そう、此の膝の上へだ。なに、人払いは滞りなく済ませている。今だけはお前を愛でようとも、誰も咎めては来ぬさ」
「お前が此の家へ来た頃、緊張を巡らせるか弱き姿を見て、妹として護ろうと思ったのだ。しかし、嗚呼──他意もなく真にその心算であったのになァ」
「お前が鳳月の道具ではなく、ひとりの人として幸福を享受してくれるならば、私はそれで構わぬのだよ。お前の人生に、私という"男"は不要だ。どうか鳳月の呪縛から離れられぬ私の代わりに、その長い生に喜びと充足を見出しておくれ」


鳳月 安洛(ほうづき あんらく)

性別 : 男
年齢 : 24
身長 : 180

容姿 : 亜麻色の髪は柔らかく、跳ねた毛先を其のままにこざっぱりと短く整えている。緩やかな弧を描いた目は眦が垂れており、長い睫毛の影が落ちる。栗色の瞳は常に相見える人物を品定めするかのごとく、しかし柔和な印象を湛える。日に微かに焼けた肌は健康的で、歳相応に大人びた顔立ち。他者と対面する際は常に微笑を絶やさず、余裕綽々の堂々たる姿を敢えて演出。適度に筋肉がついた引き締まった体躯は、すらりと伸びた背も相俟ってか男性らしさが滲む。自宅ではどこか隙があり、帯の締め付けも緩い着流しを好みがち。外出時には家柄の格を見せつけるかのごとく丸紋を背負った上等な羽織に、暗色の着物と袴という書生風の装束を着用。

性格 : 如何なる時も柔和で穏やかな態度を崩さず、甘い言葉や身体を用いて、他の当主候補の関係者を誑かして外堀を埋め、弱味を握る策略家。時には当主候補そのもの、またはその『刃』、さらには己に利を齎す有力者等々あらゆる人物を籠絡し、得た権力や人員を好きなように扱う。それでも蹴落とせない敵対者には、脅しや物理的手段を躊躇なく用いて排除を試みる性悪で、当主へと成り上がるためならば傍若無人な行いも厭わない野心家。二人きりの場では『刃』を可愛がるが、人前では私情を切り離し、徹底して道具として扱う。その冷徹すぎる変貌ぶりは、さながら二重人格とすら思えるほど。自分自身の貞操観念が緩いからか、惚れた腫れたにまつわる嫉妬心や独占欲は皆無。好いた者の真の幸福のためならば、その者の人生から己が消えようとも善いとすら断言できるほどに献身的な一面を持つ。が、そのためならばその他の誰が犠牲になろうとも構わないという悪人。

備考 : 数多ある『鳳月家』の分家、そのうちのひとつの長男。幼い頃よりともに過ごした『刃』を憐れむとともに愛しており、"義妹"への深く穏やかな慈しみと"女性"へ向ける劣情を同時に抱いている。その歪な在り方には当人も葛藤しており、背徳的な想いは益々加速するばかり。『主』と『刃』、義兄と義妹として決して結ばれてはならないと自制していながらも、自身のそれよりも重い愛を向け此方を"男"として見つめる『刃』の瞳に宿る熱に付け込み、時折夜伽や恋人の振りの練習と称して存分に触れ、愛を囁き発散する。しかし歳を経るごとにつれて、道具でしかない『刃』が人として生きることができる未来を授けるために己の想いを律し、『刃』個人の安寧を願うように。自身が当主となった暁には、本来問題なく与えられていたはずの平穏な人生を『刃』に与え、素晴らしい伴侶とともに長い生を歩んでいってほしいと願っている。其処に自身は居らずとも善い、という自己犠牲的な感傷を胸に、それでも今だけはと『刃』を愛する。

(/pfありがとうございます！最終的には自己犠牲を選びながらも、本心から『刃』を愛している安洛様……サンプルボイスのお言葉を聞いた時にうちの子がどんなリアクションをするのか、安洛様とどんな物語を紡ぐことになるか……益々楽しみです！
こちらのpfですが、お待たせしてて申し訳ないのですが、もう少しお時間を頂けますと幸いです！)

（／大変お待たせして申し訳ございません……！こちらのpfが完成致しましたので、今一度精査をお願い致します。不備等ございましたら遠慮無くお申し付けくださいませ……！）




「兄様の道を阻むものはわたくしが全て排除致します。貴方は兄様に対して敵意を示しました。故にその命、頂戴致しますね？」

「兄様、あいしています。にいさま……ごめんなさい。愚かな感情を抱いたわたくしを、どうかお許し下さいませ……」

「兄様が居なくなったら、わたしはどうしたら良いのですか。兄様だけ……兄様をお守りすることだけが、わたしの全て。身も心も、兄様の為だけにあるのに」

名前：依檻(いおり)
性別：女
年齢：24歳
身長：159cm

容姿：艶やかな黒髪は胸辺りまで伸びたセミロング。頬周りに掛かった髪はそのまま流し、裏の髪は適当にサイドテールかポニーテールに束ねている(動きやすさ重視の為、ポニーテールの方が頻度多め)。焦茶の瞳は細目で切れ長、と無表情であればキツめな印象を与えるはずなのだが、『主』と同じく常に微笑を浮かべているからか柔和な印象を与えるだろう。肌は健康的な白。端正な顔立ちであり美人に部類される方である。幼少から厳しい訓練を重ね鍛えられているため、服を脱げば筋肉質な身体が見える。胸は平均より多少大きく、腰は引き締まっておりスタイルは良い方か。常時パンツスタイルのスーツ姿で控えており、ネクタイはきっちり締めている。腰には常に鞘に収めた状態で刀を帯刀するが、持ち出しが禁じられている際は体術やポケットに仕込んである暗器で対処する。

性格：『主』同様常に微笑を浮かべており、淑やかで落ち着いた人物。その微笑が崩れることは一切無く常に丁寧な口調で話す……と、一見は淑女に見えるのだが、『主』以外には慇懃無礼が基本。二人きり以外の場では徹底的に道具扱いされており、本人も徹底的に“道具”に徹し、尽くしている。全てにおいて『主』第一。彼の為ならば誰が犠牲になろうとも構わない悪人でもあり、命令の有無に関わらず彼が当主になる道を邪魔するのならあらゆる手段を用いて障害を排除する。
『主』に情愛を抱いているが、叶わぬものなのは分かっており、表に出さないながらも聞いた者からすれば狂愛にも取れてしまう程、“愛”を溜め込んでいる。

備考：赤子の時から孤児院にいる捨て子で、幼少期に鳳月家の分家に引き取られた。『主』となる安洛に引き合わされて共に過ごし始めると同時に安洛を守る為に厳しい訓練を積み、結果として“義兄”への敬愛、安洛という“男”への情愛、そして常人以上の高い身体能力を手に入れた。安洛の感情には薄々気づきつつも見て見ぬフリをしており、時折夜伽や恋人のフリを願われた際には彼同様、存分に“愛”を吐き出している。
彼女にとっては『主』が全てであり、彼の為に生き、彼を守り願いを叶える為にあらゆる苦痛に耐えて力をつけてきた。最早生き甲斐とも、自身の全てとも言える彼を失ったら最後、どのような行動を取るのかは自分でも分からないままでいる。
戦闘時は刀を特に愛用するが、何らかの手段で失ったとしてもスーツに仕込んだ暗器や体術を駆使する。隠密行動にも優れており、基本は一撃で確実に標的を葬るスタイル。女性らしいしなやかさと柔らかさで男性には無理な動きも軽やかに行う。