キャプテン・カミラ 2022-09-11 20:39:06 |
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ゆ、ユキナさん・・・!!
(ギスギスした空気にかなり疲弊していたのか、ユキナが間に入って助けてくれたことにかなり嬉しそうな表情を浮かべる。ぱぁぁぁっと擬音がつきそうな程キラキラした目でユキナを見つめるも、これまでの経緯を問いかけるカミラの発言に気づくと咳払いをひとつし、表情を凛々しいものに戻す)
私があの港町にいたのは、少しの間の休暇を楽しむためだったからです。私の実家は小さな島を治める王家なのですが、地方の統治を任されている貴族との付き合いを深めるため私は養子として出される予定でした。関係を深めるとは聞こえは良いですが、実情は支配をより強めるためのいわば乗っ取りと言えるでしょう。その為、実家の傀儡としての人生を送ると気づいた私は、せめて最後の自由をたのしもうとあの街へ旅行しようと思ったのです。勿論反対はされたはされたのですが・・あの街を選んだのは、失礼を承知で言えば私の持ってない自由を持っていると思ったからです。実際あの街の方々は治安は少しあれですが、その中でも生き生きと過ごしていように見えた。酒場でも仲間ともにどんちゃん騒ぎ。貴族同士の腹の探りあいのようなパーティしか経験のない私には凄く新鮮に感じて・・そして急に嫌になったんです。私の立場も、実家のことも。だから、そんな生活から逃げるために爺には内緒でこの街に残ろうと思ったんです。まぁ、結局爺にはばれて鬼のような形相で追いかけ回されましたが・・それから逃げるためにこの船に飛び乗って、それで今殺されかけてるって感じです
(淡々と自分がなぜあの港町にいたのかといった説明をしていく。最後あたりは、先程の恨みが少しあるのか嫌味たらしく言ってしまう。)
(ヴォルトの中の人です。長文失礼します!!)
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