「……じーさす。ここで相方二人がお釈迦になるとは………ってうん?」 (くるくると相方と呼ばれた、その注射器を回して。どうやら、二つ中から液体が出ていて自分の手についたので、嫌な顔をして。自分の格好は表情や身動きを悟らせない、黒の外套に身を包んでおり、少し目立つだろう。暫く歩くとなにやら派手な格好をしている人ともう一人が話をしていたのが気になって、それを覗いて。)