匿名さん 2022-07-30 16:42:56 |
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…向こうからお出ましか。都合がいい。
(男もそれは感じたのか、微かに地面から顔を上げると周囲に冷えた目線を配る。そこにはぐずりながら歩く裸足の少女が一人だけ立っており、しゃくり上げている所為か聞き取れない言葉を発しながら二人に近づいてくる。男は少女を睨むと手に持っていた書類に目線を落とし、「…怪異番号1456だ。無力化の後研究室行きだな。」機械的に呟くとショルダーバッグから先日彼に突きつけた拳銃を取り出し、「壊すなよ」とだけ言って彼目がけて放り投げ)
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