(夜が明けて朝、飲料パックのストローを弄ぶように噛み潰しながらオフィスとなっている部屋へ入って。またもや家に帰らずソファで丸くなっている相手の姿ももう慣れっこ、もしや自分が自室に使っている部屋は相手の仮眠室として用意されたものだったのではないか、と仮説が浮かぶも、触らぬ神に何とやら、気付かないふりをしてすいと相手から目線を逸らし。