(彼が誰かに敬語を使う所なんて今まで何度見ただろう、どちらにせよ似合わない仕草にこちらがむず痒くなる事は変わりなく。そういえば檻の中のあの蛇女に対しても随分親しげにしていたな、と思い返しながら。後は恐らく捕まえたコレを牢屋にぶち込んで終わり、汚れをシャワーで落として浅い眠りに無理やり身を沈めて、とそんな事を考えながら、ランタンに似た屋外の街灯を眺めて