…お膳立ては必要ない。 (男はそう吐き捨てて構えた青龍刀で怪異の首らしき部分を両断したーように見えたが、怪異は傷一つ追わずにその場へと倒れ込む。「…ニコラさんの新作だ。」とだけ呟いた男は取り出したシールを怪異の額部分に貼り、結局はニコラの姿を取ったままぐったりとして動かない怪異の脚を持つと「…きみは頭を持て」と指示をし)