護衛役が居ないと上に止められるんでしょう。 (そうは言ったものの、運転手の男もなかなか動けるようであるし、もしかしたら自分は彼に不要なのかもしれないなと思い直し。アイマスクの紐を指にひっかけくるりと一度回して「まぁ、機関に着くまでは寝てます。」と折衷案を述べて。神経は未だ興奮していて眠気は無かったけれど、強制的な暗闇に身を落とせば少しは思考が静まる気がしたからで