匿名さん 2022-07-30 16:42:56 |
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…きみが知る必要はない。きみはただ、僕の指示通りに僕を護衛すればいいんだ。
(彼の問いをばさりと切り捨てるように吐き捨て、車が停止すると運転係が無言で扉を開ける。それに礼を言うでもなくむしろ当然だろう、と言わんばかりに頷くといかにも「何か出そう」な路地へと彼を置いて躊躇いなく進んでいっては奥の方から「…ほう、これは興味深いなあ。おい、護衛!早く来い!」と機嫌を直したらしい声と彼を呼びつける無遠慮な声が届く。その声を聞いた運転係の男は彼に一礼をし、早く行けと言うように手を路地の奥へと向け)
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