……これは… (しばらくして目を覚ましたか、男はデスクの上に置かれた自身の履歴書を寝ぼけ眼で掴み上げる。そのままそれをショルダーバッグに戻すと留め具を留め直し、一瞬窓の外を眺めるがすぐに興味を無くしたように本棚から洋書を取り出し、欠伸混じりにゆっくりと頁を捲り)