匿名さん 2022-07-30 16:42:56 |
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…きみにそこまで教えてやる義務はない。
(手を掴まれると男は一瞬だけ躊躇う様に動きを止めるがすぐにごく冷たく、あくまでもまるで深淵の縁のように底の見えない瞳を彼に向けてそう言い放つ。そのまま彼の手を振り払い、また先程と同じ作業に戻るがふと何かを思い出したかのような様子で「…気になるならきみも『見れ』ばいい。」と独りごちては留め具を開き、先程の拳銃を彼めがけて放り投げる。銃身のごく短いそれはよく見れば弾丸と同じ模様の装飾が施されており)
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