勝手に動いて気味が悪い。 (武器が勝手に軌道を決めるはずがないのだが確かに言葉にできない違和感を感じた、床に座ったまま彼を見上げ忌々しげに呟いて。血を欲しがるコレは自分に戦いを終わらせる一点は狙わせず永遠に刀を振り続けさせるのではないか、そんな死神とのダンス、というのは流石に考えすぎだろうか。鮮血を纏った刃を眺めると彼女は変わらず美しく、その様に舌打ちを。