匿名さん 2022-07-30 16:42:56 |
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(いつもこれから何処へ行くか、何をするか全く教えてくれないのは彼の悪い癖なのだろう、仕方が無いのでいそいそと身支度を整える彼を眺めていれば、そういえばあの金の鎖はいつも首元に鈍く光っていたな、と気付いて。何らかのお守り、もしくは誰かからの贈り物なのだろうか、聞いて良いものなのか、もしくははぐらされて終わりか少し迷ったまま。レストランへ行く時すら彼はこれ程緊張したように着く前の身なりをわざわざ気遣ったりはしなかった気がする、
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