こういうとこ、入ったことはあっても食べたことはないです。(この間まで刑務所の臭い飯を食べていたはずが着いた先はビストロどころかリストランテ、神様が書く台本は少々荒唐無稽すぎる、と困ったような笑っているような、そんな曖昧な表情を見せて。昔、大っぴらには言えないような仕事で荒稼ぎするような怖いオジサン達の護衛として付いていった時の事を思い出し、今回も仕事の一環だと思えばいいのかと覚悟を決めて後へと続き。