花催い　／　〆　

………ありがとう、政葵くん。（ 目の前に自分が欲しかった色が目に入ると自然に頬が緩んで　／ 両手で受け取り彼へお礼を　）千桜のため、私のため……ふふっ。（ 早速、人差し指に輪っかの部分をはめて。彼が呟いた言葉を復唱するとより、嬉しくなりビョーンビョーンと弾ませウキウキし始めて　）お祭りって感じがより増してきたね！ねえ、このヨーヨー…柄が君とお揃いだよ。（ 自分のものを見た後、交互に彼のヨーヨーを見ると偶然にも柄が同じもので　／ 二人で再度、屋台の主にお礼を言いその場から立ち上がり歩き始め　）なかなか、見つからないね。みんな、どこまで行っちゃったんだろ。（ キョロキョロ辺りを見渡しつつも時折寂しそうな表情をし ／ 彼の服の袖を掴んで　）


（／それ、良いです！！！言っちゃいます！！言わせてください！より楽しみになってきました。多分、変なところで意地張ったり我慢したりする子だと思います。水ヨーヨーを片手に反対には政葵くん、両手に花状態じゃないですか？！（ 笑 ）また、手を繋いだ方が良いかどうしようかなと悩んで袖にしてみました。まだ、痛いそぶりは見せてないですが気づいてくれると嬉しいです。お祭りの誘惑に負け、子どもっぽい千桜がいそうで、より政葵くんがしっかりして大人っぽいです。）