検索 2022-07-09 20:46:55 |
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そりゃ頼もしいな。…、……想像以上にお坊ちゃんじゃねぇか
(こちらはこの街のことについては誰にも負けない知識を持っていると自負しているがその他に関しては相手の方が圧倒的に知識が多そうだ。探偵になって難しい事件にあたって何かの知識が必要になった時、相手の存在はとても頼りになる気がした。あの山の中で言われた一緒に、という言葉が過ぎる。あの時は探偵になる為に、という名目だったが探偵になってからも一緒にいれば二人でたくさんの事が出来る気さえする。そういう関係をなんと呼ぶべきか、考えていた矢先に目的地へとたどり着いて途端に複数の大人が取り囲まれて目を丸くする。どうやら彼らは使用人と呼ばれる類の人達のようだ、散々お坊ちゃまだとは思っていたがどうやら想像を遥かに超えて相手は由緒正しい家の生まれらしい。つまり、相手と自分は生きていく世界が違うようだ。あの山で頭を撫でられそうになった時のことがフラッシュバックする、あの時大人しく撫でられていれば永遠にその光景は胸に焼き付いただろうが、あの時あの手を避けて正解だった。きっと使用人に取り囲まれる様な相手とはこの先二度と会うことは出来ないのだから。頭を下げる使用人に「いえ、俺も帰り道だったんで」と適当なことを言うと繋いでいた手を離して少し離れる、大人に囲まれもう近づけない相手の方を見ると軽く手をあげて「じゃあな」と声を掛けるがその表情は何処か曇っていて)
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