検索 2022-07-09 20:46:55 |
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君までそんなこと言うのかい? まあ道には迷ってしまったけど僕は平気なのに…。オオムラサキを追ってたんだよ、オオムラサキはこの辺りは絶滅危惧に近いぐらい滅多に見られない蝶でオスは綺麗な青紫色の羽をもっているんだ。成虫は三週間ぐらいしか生きられないし生息地も限られているから見つけたのはなかなかレアでね、僕も図鑑では見たことがあったけど実物を見るのは初めてだったから!
(つなぐ手に力が籠ってそのぬくもりを感じながら帰り道を歩く。相当デカいがどの程度なのかは分からないが小さくないのは確かだ。普段身の回りにいるのは家族とその使用人か同じ学校の人、先生だからそういう意味では相手のような人とこうして話すのは珍しいかもしれない。不思議な気持ちになりながら不満を零すとハッキリと断言されてしまってむっと不機嫌そうな目を向ける。帰り道が分からなくなっているのは事実で強くは言えないものの大丈夫なのに今度はこちらが子ども扱いに不満を零す。そうしていると相手からあの場所に居た理由を聞かれて追っていた蝶の名前をあげる。そのめずらしさや特徴を相手にも共有したいという思いが高まると早口で捲りたてるようにオオムラサキの凄さを相手に説明する。その間楽しそうに表情も煌めいて「君もちょっとは見えただろう!」と興奮気味に問いかけ)
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