検索 2022-07-09 20:46:55 |
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それでこそ僕の相棒だ。…っ、ああ!
(あの夜の罪を突きつけるような言葉にまた顔色を悪くする相手だったが強くその手を握り誓った約束を告げた。こちらを向いた感情に流されて迷う見習いの目が閉じられる、体温と今まで二人で積み重ねた日々を共有するように手を握っていればゆっくりとその目が開いた。その顔は見慣れた相棒の物に戻っていて頭上にあったハットも再生していくのが見えると自然と口角があがってその目を見ながら【相棒】と呼んだ。彼が相手の手を無理矢理引こうとするが相手は軽口を叩きながら抵抗して静止させる。鳴.海,荘.吉のフリをして引き込むのが無理と判断したのか反対側の手で拳を打ち込むが相手はそれを受け止めて取っ組み合いが始まる。当人の運動能力もコピーしているのか段々と相手が押されていくが、不意にその腕を拘束して名前が呼ばれるとその意図を察する。力強く返事をしながら容赦ない回し蹴りを打ち込むと彼は鈍い声をあげながら地面を転がった。命の恩人に攻撃を与えるなど普通は躊躇するものだが偽物だとわかりきっていれば大事な人を貶されたのを晴らしたようで妙に清々しい気分だ。一人ではなく二人でこの状況を打破し「僕たちの弱みを着くのは上手いみたいだけど詰めが甘いね」などと呟いていたが急に通路が大きく揺れたかと思えば彼が連れて行こうとしていた奥の方から天井が崩れ瓦礫が落ちてくる。正しい方を選ぶタイムリミットが迫っているのかもしれない。彼を見る相手の横に並ぶと「引き返せばきっと出口だ」と声を掛けながら様子を伺って)
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