検索 2022-07-09 20:46:55 |
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あぁ、そろそろ風.都.の風が恋しくなってきたぜ。……待て、フィリップ。最初に掲示されてたルール、覚えてるか?8.番,出.口から出ること、ってのがあったはずだ
(無理やり引っ張り上げられてしまった親を亡くした悲しみも相手に包まれれば今の自分達の居場所を思い出すことが出来て顔を上げる、目線を交わした相手にも笑顔が灯っていて今はそれが何よりも心を暖かく包んだ。強く抱き締められるとこちらも回す腕に力を込めて相手の存在を感じまたこちらの存在を伝える。早くあの街に帰らなければ、そして二人だけの家に相手と一緒に帰りたい。こちらも強く頷いてニヒルな笑みと共にキザったらしいことを言えば再び手を繋いで歩き始めた。通路を進み角を曲がる、いよいよ出口が近づいてきたと期待が高まった矢先に目の前に階段が現れて目を瞬かせた。地下道からの出口が目の前に広がっている、しかも階段の上からはずっと欲していた陽の光が見えて一気に希望が芽生えた。やっと出られると安堵が溢れ隣にいる相手からも弾んだ声が聞こえてくる、早足で進み始めた相手について行くように進み始めたがその途中で違和感に気が付いて相手の手を軽く引いて止まるように促した。自分達が目指していたのは8.番.出.口のはず、しかし先程掲げられた案内板には次が【7番出口】だと記されていた。つまりあとひとつ足りないのだ。さらに階段の横に掲げられている案内板には【0番出口】と表記がある。それは最初に提示されたルールとは異なる出口、期待した分ゴールではない落差に深々とため息をつきながら「つまりこれは…偽物の出口だな」と言い)
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