検索 2022-07-09 20:46:55 |
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『……嘘つき。なら何で約束を破ったんだい、終わりも一緒だと言ったのに。…口では僕が一番と言っても君はいつも依頼人を、この街を、鳴.海.荘.吉を、自分の美学を優先させる癖に』
(縋るように相手の手を捉えてその目を見つめる。そして相手のとっての自分とは何かを聞けば何度も聞いていた答えが告げられるも【一番】と聞けばその目は急速に冷え軽蔑するように細められた。それまでの弱々しさに反して相手の手首を強く握り直すと鋭い視線を向け低く恨みの籠ったような声で責め立てていく。その目はかつて相手と会った時よりも冷たくずっと孤独で絶望しきった濁った色をしていていつもの煌めきはない。相手を嘘つきだと糾弾しながら『…だから君の一番になれる方法を考えたんだ』と淡々と言葉を続けると相手の手を取る。そして自分の喉元に導いてゆっくりとその指を添わせると自らの手を重ねて固定して『こうすれば一生消えない大きな傷を君に負わせることが出来るだろう?』と歪んだ笑みを浮かべて)
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