検索 2022-07-09 20:46:55 |
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…とんだ悪趣味なことをしてるものだね。…っ、邪魔者を消しに来たってことかい、
(教えてもらった店の前に辿り着くが男の姿は無い。周囲を見渡していれば怪しい男について笑いながらこちらにやってくる学生のグループを見つける。特徴が一致すれば彼らがやってきた方に急ぐとブランド物を持った興奮気味の男の姿を見つけた。追いつき声をかけても反応がないが「カナちゃんの場所を知ってるんだけど話聞かせてくれないかい?」と声をかけるとかっぴらいた目がこちらを向いて少々ビビってしまう。それらしい理由をつけて脇道に誘導すると盗撮した彼女の写真を見せる。『カナちゃんだ…!』と興奮気味に反応を示す辺りビンゴだろう。彼女の元に案内すると約束してまずは彼女のことについて聞けば世界で1番可愛いから始まり天使だの神様だの頭の痛い返事がされる。だが話を聞いていれば彼女を慕い囲むようなグループの存在が出てくる。そのグループでは彼女に気に入られているか役に立っているか等でランク付けされ上位になればなるほど彼女からご褒美のアレが貰えるらしい。『これがあれば僕も…』とブランド物のバックを手にしながらニヤニヤ笑い始めた男に圧倒されながら首元を覗くと相手に聞いた物よりは色が薄いが特徴的な跡が見えた。さらに情報を引き出そうと「そのアレっていうのは、」と話を切り出そうとすると突然男の体ががくんと糸が切れたように崩れる。目を丸くしていると『…カナちゃんを邪魔する人は許さない…』と低い声が聞こえてきてこちらに襲いかかってくる。何とか伸びてきた腕はかわすがまるで操られたような尋常ではない姿に一旦切り上げた方が良さそうだと大通りに急ぐ。だがその先に一人の男が出てきてゆく手を塞がれる。その目は先程の男と同じく血走っていて『カナちゃんの為だ』と何度も呟いている。タイミングの良さを考えれば自分の存在が気に入らない彼女の指示か何かだろう。左右を挟まれ危機的状況で相手に連絡を取ろうかと思ったが自分の忠告を願望だと言われたことが胸に引っかかって止めた。正気を失った分動きが単調であれば動きを見計らって横をすり抜けることに成功する。脇からもう1人現れるのを何とか避けるが計三人に追いかけられていれば体力の消耗も激しい。そうして段々建物の裏の方に追い詰めれていく様を捉えたバ.ッ.ト.シ.ョ.ッ.トが相手に映像を送信して)
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