検索 2022-07-09 20:46:55 |
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…はぁ、やっと帰ってきて二人きりになれた、けども…言われたことが嬉しくて心臓が落ち着かない…
(素面では中々聞けない台詞が告げられ、それがメモリの効果で今思っている本音だと分かるからこそ嬉しさと羞恥が募る。だが相手が顔を赤くしているのを見れば「顔が赤くなった君も好きだ」と思ったことを零していて思わず口元を抑えた。彼女はこのメモリを醜い事実を暴露させる為に使っていたようだが今の自分達は別の意味で恥ずかしいことを赤裸々に語っている。早々に事務所に帰ることを決めるとその道を急ぐ。道中電話ではなくメールで所長に報告することを選んだのはナイス判断であったが告げられる一つ一つに相手の想いが今日は添えられていてそれに対して「別に言ってくれても良いのに」なんて返してしまうのだから予想以上に不味い状態だ。逃げるように事務所の中に入るがそれはそれで相手と二人きりだと意識してしまって直ぐにそれを口にする。依頼が済んで他に意識を向けるものが無くなれば隣にいる相手のことなかり考えることになってずっとドキドキと煩い自らの胸に手を当てながら弱々しく呟いて)
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