ぼくは小鳥じゃない。…それとも共に行動してもあっさり組織の襲撃を許すほどきみはひ弱なのかい? (反射的にと言っていいほど直ぐに告げられた静止の言葉に口を尖らせる。相棒はここに自分を連れてきてからいつもこうだ。その理由も自分の状況も分かっているが、彼の守り方はただ箱の中に閉じ込めているだけ。当の本人からすれば面白くない。振り返った相手を見つめれば相手が一番反応しそうな小馬鹿にするような口調で煽り)