トピ主 2022-07-09 17:06:15 |
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デュース
そんな!どうかそれだけはお許しください!
俺はこの学校でやらなきゃいけないことがあるんです!
許していただけるなら、弁償でもなんでもします!
(パルマもエースも諦めかけようとするよりも早く、デュースが学園長の元へと駆け寄ってきては、周りにクールな印象を与える青年でもキリっとした眉を下げては、今でも泣き出しそうな顔をして。割れたガラスの破片だらけの床に膝をつきそうな感じで、学園長にしがみつくような勢いで必死さが出ており)
学園長(ディア・クロウリー)
それは残念。馬鹿な真似をした自分を恨むんですね。
それに、弁償?
このシャンデリアはただのシャンデリアではありません。
魔法を動力源とし永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリア。伝説の魔法道具マイスターに作らせた逸品です。学園設立当時からずっと大切に受け継がれてきたというのに…歴史的価値を考えれば10億マドルは下らない品物ですよ。
それに…。
(自身にしがみつくような勢いできたデュースを上から見れば、彼に対し冷たい目線を浴びせては言い。そして、大食堂に使われているシャンデリアについて説明をすれば、学園長がしゃがみ込み、見つけた何かを見れば、ポケットから黒いハンカチを取り出し、それを恭しく包みすくい上げて。黒いハンカチの中に収まっていたのは、手のひらほどもある魔法石であって。だが、その魔法石も強い衝撃によりぱっくりと真っ二つに割れていて。)
…ご覧なさい。
魔法道具の心臓ともいえる大切な魔法石が割れている。これではもう使い物になりません。たとえシャンデリアの外見を魔法で直したとしても、元のように明かりを灯すことはできないでしょう。蝋燭も炎も、全てこの魔法石を原動力としていたんですから。
(黒いハンカチの上で、うっすらと桃色がかった魔法石がころりと揺れて。よくよく見てみると魔法石の所々で痛々しい亀裂が見えて。それを学園長はデュース達に見えるよう割れた魔法石を見せつけていて)
デュース
じゅ、十億…!?
ちくしょう…ちくしょう…!
何をやっているんだ俺は…!せっかくナイトレイブンカレッジにやっとやっと…入れたっていうのに!こんなの、母さんに合わせる顔がない!
(学園長に打ちづけられた現実を見せられては、どうしようもない現状にデュースは絶望に感じ、両手で自身の顔を覆いては呻いてしまって)
エース
……。
(目の前でデュースが苦しそうに呻いているのを見れば、さすがのエースも何も言えず黙ってしまい)
学園長(ディア・クロウリー)
…まぁ、本当に貴方達が反省しているようであれば、1つだけ。
思いつく手立てがあります。
このシャンデリアに使われた魔法石はドワーフ鉱山で採掘されたもの。もし、同じ性質を持つ魔法石が手に入れば修理は可能かもしれませんね。
(学園長も何か思うところがあったのか、黒いハンカチの上にある割れた魔法石を見ればしばらく黙った後、ふと思い出したかように口を開けばそれを漏らして)
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