トピ主 2022-07-09 17:06:15 |
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グリム
ふなっ~~~~!!やったんだゾ~~~!
(目がキラキラと輝けばピョンとその場でジャンプし、両手を広げては大喜びをして)
学園長(ディア・クロウリー)
それでは、ナイトレイブンカレッジの生徒の証である魔法石をグリムくんに授けましょう。本来生徒は魔法石がついたマジカルペンを使うのが決まりですが、グリムくんの場合はその肉球で上手く握れないので特別カスタムにしてみました。
(学園長がそう言うと、手に持っていた杖を軽く振れば、グリムの首元に濃い紫色の魔法石の首輪が着けられて)
グリム
かっけーんだゾ!!!オレ様だけの魔法石の首輪なんだゾ~~~~~♪
(クロウリーの魔法によって、首付近に魔法石が着けられれば、グリムはニッコリと目元を細めて、両手で魔法石を抱きしめるかのようにすると頬ですりすりと魔法石を抱きしめて)
学園長
…って、全然話を聞いていませんね。
パルマくん。ご覧の通りですが、グリムくんはまだ人間社会に不慣れです。君がしっかり手綱を握って、騒ぎを起こさないよう監督するように!
そして、パルマくん。貴方にはこれを預けましょう。
(パルマの隣でグリムが自身の魔法石に頬ずりしているのを見れば、深いため息をつき。そして、グリムに関しては監督するようパルマに言えば、彼に対してカメラのようなものを静かに差し出して)
これは通称『ゴーストカメラ』と呼ばれるものです。このカメラには特別な魔法がかけられていて被写体の姿だけでなく、魂の一部をも写しとることができます。別名としては『記録の断片(メモリー)』とも呼ばれています。
貴方はこのカメラでグリムくんや他の生徒たちを撮影し、学園生活の記録を残してください。
(学園長はパルマに差し出したカメラの説明を丁寧に教えて)
グリム
らんららん♪オレ様がカッコいいところをみんなに見せてやるんだゾ~♪
(魔法石を眺めてニヤつくと、何やら怪しげなことを考えていて)
学園長(ディア・クロウリー)
…特にああいうお調子者が悪さをした時には必ず『メモリー』を残しておくことです。私への報告書代わりにうってつけだと思いますしね。パルマくんは、監督生としてしっかり周囲に目を光らせ記録をとるように。
では、私からは話は以上です。さて、今日はもう遅い。
明日には貴方達も1人の学生なのですから、今日はゆっくり休むのがいいでしょう。
(パルマの横にいるグリムを半目になりつつ見ては呆れながら一息をつき、パルマに言って。そして、明日にはパルマとグリムは1人の生徒として通うことになるため、学園長は「貴方達のクラスですが、1-A組になりますから、私の方からクルーウェル先生に直接、話を通しておきましょう。」と彼らに言い)
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