X-lemon 2022-06-26 15:24:23 ID:3f55969c4 |
通報 |
(先を目指して洞窟を進む、進む……)
(歩いていて靴がある程度水が抜けてきた所で、FriskはGersonの店の前に着く。
今までお店は全て誰もいなかったけれど、彼も居ないのだろうかと思いながらGersonのお店へとFriskは歩を進める)
Gerson「オォ、とうとうここまで来おったか!」
(お互いの視線が合うと彼は自分が来るのを知っていたかのような反応をする。その喋り方から何となくではあるが、彼は自分が多くの命を手に掛けた事を知っているようで)
Frisk「……逃げないの?」
Gerson「フン、この老いぼれに逃げてまで失いたく無いもんなんか無いわい。それよりも冷やかしに来たのならさっさと帰ってくれ」
(妙に落ち着いた様子のGersonにFriskは疑問を抱いて、何故逃げないのかと聞いてみるが「失う物が無いから」と答えられ、その次に冷やかしなら帰ってくれと言われて)
(FriskはGersonの強気な様子に戸惑いながらも「海茶」「曇ったメガネ」「破れたノート」を買い求めてその場を後にしようとした時)
Gerson「さっさと失せなされ」
(その言葉で胸が痛くなる。「酷い言葉をかけられた」そう思うけれど、「本当に酷い」のは誰だろうか。ボクは逃げるようにお店を出て行った)
トピック検索 |