社長秘書 2022-06-22 19:11:42 |
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( / 此方も何か有りましたら直ぐに貴方様へ御相談させて頂きますので、其の時は宜しく御願い致します…!
もうとても最高な秘書様で既にもうニヤけが止まりません。完璧な秘書様がグイグイ積極的で嫉妬する姿等とても魅力的でうわぁ、と思わず声が出てしまいました!
はい、もし質問等何か有りましたら直ぐに貴方様をお呼びしますね。貴方様も何か有りましたら、呼び出して下さいね、直ぐに駆け付けますので! )
ん、もう携帯は気にしねェ、凌との時間だからな。…常に完璧じゃなくても俺は良いと思うけどな、凌は凌だ。
( 彼が電源を落とし再度ポケットに仕舞われた携帯と現在も他の奴と居るであろう恋人の事は今日は一旦忘れよう。彼と久しく呑みに行けるのだから、彼との会話等を楽しみたい。そう思い脳裏に過ぎる恋人を一旦忘れようと彼に視線を向け。嫉妬、という普段余り自身の周りじゃ聞き慣れない言葉が彼の口から出た事に内心少し驚き思わず彼を見詰めて。俺が恋人に対して最初は他の奴と遊ぶな、なんて激しく嫉妬する事も有ったが、今はもう嫉妬して其れを表に出した所で、恋人との関係が今更何かが変わる訳でも無い為言葉に出す事さえ諦めていて。完璧完璧、と彼の口から良く聞く言葉だが、自身は彼が喩え完璧じゃなくても俺の秘書も友人も彼一人で。ネクタイから手が離れたが何故だか自身との距離を縮めて、唇が触れ合いそうな距離に思わず少しドキリとして、此れは逃げられないと思い。此奴が良い顔なのだからドキリとしても、なんて言い訳を頭の中でグルグルと考え若干の自己嫌悪に陥り乍言葉を紡ぎ。彼の唇が自身の唇に掠めた後、露になった首筋に感じた少しの痛みに思わず吃驚したのと同時に若干眉を顰めて。余り痛くなかったけど此奴噛み付いた、と急な出来事に追い付かない思考で思わず彼を引き離そうと手を彼の胸元へとやろうとしたが、抱き締められた彼の温い体温に手をゆっくりとパタリと下ろして引き離す事が出来ず。こんな風に抱き締められる事とか久々かもな、其れにこんなに人肌って温かったっけ。なんてぼんやりと思い乍、耳元で囁かれた言葉は自身を気に掛ける言葉達で、胸辺りがグッとなる感覚になり乍、確りと言葉を紡ぎ。謝罪と同時に離れた彼の温もりに少し名残惜しさを感じたが、其の考えを振り払う様に椅子から腰を上げシャツを整えて鞄を持てば彼に着いて行く様に会社を出て、以前は良く通っていたBARへと向かい。 )
大丈夫だ、心配掛けて悪いな凌。でもそう言ってくれるのはとても嬉しい、有難う。嫉妬を俺なんかにした凌の珍しい姿見たけど、やっぱ感情出してくれるのは嬉しい。吃驚はしたけど、痛くねェから大丈夫。
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