社長秘書 2022-06-22 19:11:42 |
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俺は凌になら触れられても嫌じゃねェし、拒否なんてしねェから安心しろ。俺は今日から少しずつ凌に触れようと思ってるから覚悟しておけよ。
( 着替えて戻って来た彼は隣に甘える様にピッタリとくっつき肩に置く頭の重みに、スっと彼の背後に片腕を回せば其の侭そっと頭に触れ優しく撫で乍言葉を紡いで。彼のスキンシップを拒否した人が居る事に少し驚きで、其れと同時に彼を拒否した人に対してモヤモヤと嫌な感情を抱き。過去の事だろうけれど彼を傷付けた奴を此奴が許しても一生許さないな俺は。ゆっくりと過去の恋愛の話をする彼の言葉を静かに聞き乍、両手が僅かに震えているのをちらりと手元を見遣り。背後に回した腕を戻し膝の上で僅かに震える彼の両手を包み込む様に自身の両手を重ねて、安堵させる為に強く包み込み「 過去の恋愛の事話すの緊張したろ、俺にちゃんと話してくれて有難うな凌。…俺は気持ちが重い方が安心出来る、其れだけ凌が好きだと思ってくれている証だと俺は思うからな。過去の恋愛を忘れる事なんて出来ねェだろうけど、俺には沢山気持ちを伝えてくれ。重くても其れが御前の愛情だろう?俺は御前を受け止めてェからな。だから、無理してそんな顔で笑ってんな馬鹿が、其れに隠すんじゃねェよ。 」気持ちが重いのは其れだけ其奴を好きだったからだろう。其れだけの気持ちを此奴から向けられていた過去の奴にはモヤモヤとするが、彼が今好意を抱いてくれているのが俺だと思えばモヤモヤとする気持ちは少し落ち着き。俺も恋人に別れのメッセージ送らないとな、なんて頭の片隅で思い出し乍デートの話題に耳を傾け言葉を紡いで。 )
俺が使う食器とか此処に置いてくれんの嬉しいな。お揃いの物とか俺も買いてェと思ってたから、気が合うな。そうだな、其の日はショッピングモールで外食とかでも良いだろうし。
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