――…っ。……鞍馬様。私は、貴方を…心より愛おしく思います (優しく触れた神の唇に一瞬小さく体を強張らせるも、その柔らかな感触にふと身体の力を抜くと瞳を閉じ身を委ねる。暫くして徐に離された唇を名残惜しげに追うように眼を開くと、殊更に真っ赤に熟れた神の相貌が瞳に映り、思わずといった様子で破顔すると己の中に溢れる想いをぽつりと零し、腕を首元へと差し伸ばすと今度は自らの唇を神の其れへと柔らかく押し当て)