鞍馬 2022-06-19 21:20:34 |
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――……。
(獣の鳴き声一つすら聞こえてこない山奥の古びた祭壇に、しっかりと背筋を伸ばし正座をしている。村の人間は道案内の後、逃げるようにその場を後にしていた。一人取り残された事に対しては何の感情も抱かなかったものの、どこかひりつく空気を肌に感じ、気を抜けば体の奥底から湧き上がってしまう恐怖と不安を押し留めるように一つ深い息を吐くと、ゆっくりと健常である片方の目を閉じ静かに時が訪れるのを待っている)
(/ ひとまずこのような感じで始めさせていただきましたが、こちらで問題ありませんでしたでしょうか。希望等ございましたら気兼ねなくおっしゃってくださいませ。)
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