甘い夢 （ 〆 ）　

じゃあ、一番でいられるように頑張って。じゃないと他の女の子と遊びに行くから。
（ まるで花が咲いたような笑顔は、きっと他の人たちのことも虜にするのだろう。彼女に微笑みかけられたら惚れる人も多いはず。それくらいの破壊力があった。煽ったせいもあってか、ごく自然に贈られた口付け。場所的に殆ど唇であり、口付けを交わしたと表現して差し支えない。心臓がどくんどくんと煩い。誰かに見られてはいないだろうか。口では浮気宣言ともとれるような余裕の発言をしながらも、実際は熱くなる頬をなんとか冷まそうと必死であり。メイクのせいか、照明のせいか。彼女の頬も染まっているような気がして、そっと顎を掬い上げる。甘ったるい声色で言葉紡ぎ、お返しとばかりに額に口付け ）
ちょっと照れた？めいちゃん、可愛いから変な虫がつきそうで心配だな。


（ / しかも穏やかな午後の喫茶店ですからね……！端から見たら迷惑なバカップルです（ 笑 ）最初だからか余裕綽々な感じで振る舞っているレアな智です。そして既に少女漫画のピュア感がどこかへ飛んでますね（ 笑 ） ）