異能探偵　汐見貴之の事件簿（異能/ミステリ(ゆるい)/戦闘)

（お名前) レドラム・ボブロイレグ

（年齢) 26

（性別) 男

（容姿)
黒の短髪にいつも黒のキャスケットを被った若い白人男性。キャスケットには白いリボンが巻かれており、つば部分が一般的なものより若干長くクチバシのように尖っているのが特徴。
タレ目気味で瞳の色は黒。
服装は薄水色のシャツに襟を黒で縁取られた黄色のベスト、下は色褪せたジーンズといったもの。
右耳に蒼い雫型のピアスを下げている。
中肉中背で体格にも恵まれているがナイーブな性格とおどおどした印象からか覇気は感じられない。

（身長) 175

（異能) ｢ラウディ・ママ｣。
水面からワニの姿をした怪物を出現させる能力。
体表は黒に近い深緑色で、姿はクロコダイル種に近い。
ワニは普段亜空間に潜んでいるが、水たまりだろうと血溜まりだろうとスープやワインだろうとある程度の面積の｢水面｣さえあれば水深も水質も無視してそこを出入口として現れる。
その際ワニのサイズは水面の広さに合わせて変動する。
水面から水面へ瞬間移動…はできないが、水面下の亜空間を潜行することで密室内も行き来できる。


（社会的地位)個人事業主、ビジネスホテルオーナー、帰化日本人

（好きなもの) 剥製作り、独り身の旅行者、日本、映画

（嫌いなもの) 警察、異能力者、母親、女性

（その他)
歓楽街に居を構える安ビジネスホテル｢ヘオロット｣のオーナー。
幼い頃見た映画から東京に憧れ、そして夢だったホテル経営を実現させるため6程年前に故郷アリゾナ州から遥々渡来してきた。
慣れない地でたった1人で切り盛りしているが念願を生活を叶えられ気持ち的には充実した日々を送っている。
ナイーブで内向的だがよく働き礼儀も良く争いごと嫌い。いつも赤字で貧乏ながら税金もちゃんと払ってる若者。

･･･というのは表の姿。本性は能力で宿泊客の殺害・死体遺棄を繰り返す異能犯罪者もとい異能シリアルキラー。日本へやってきたのも故郷で殺しすぎたため。
初めての殺人は18歳の頃。相手は過保護で支配的な母親。殺害時の殺意と激情が彼に眠る異能を後天的に引きずり出し、ワニが現れた。
唐突に現れたそれを彼は母親の化身だと信じきっており、その日より怒りと復讐を恐れ定期的に｢生贄｣を捧げる生活が始まった。
ワニを神の遣いや神そのものとして神聖視する文化はエジプト、ローマ、中国、インド、日本･･･と世界中に存在するが、レドラムの場合ワニは母親の遣いだった。
それはそうと母親殺害の一件で｢異能と慎重ささえあればムカついたヤツこっそり消してもバレない｣思考が根付いたため普通に私怨から犯行に及ぶこともしばしば。
幼少期の厳しい教育のせいでNOを伝える事を苦手としているが、溜まり溜まった憎悪とフラストレーションはやがてワニの姿をもって湧き上がる。

(/22の者です。遅くなってしまい申し訳ありません。
不備などありましたらご指摘ください。)