愛の歌を君に捧ぐ　【　相互式NGL　】　

>29


…え？あぁ、ありがとう。
サッカー経験者？

( 急にかけられた声の方向を向くと、自分より少し高い身長の相手と目が合う。横に部員の1人もいたわけだが、自分と目が合っていることを確認すると、此方に話をしているのが分かる。｢サッカー部に入りたい｣その言葉は此方としては嬉しい以外の何でもない。しかもサッカー経験者なら尚のことぜひ喜んで、という感じだ。なので、チラシを渡しつつ、思わずサッカーの経験の有無を聞き。 )



◆


あ、千尋おかえりー。
そっ、ハンバーグ。千尋好きでしょ。
…仕事繁忙期入ったって言ってたから、帰って好きな物出てきたら疲れも少しはとれるかとおもって。

( フライパンでハンバーグを焼いている途中、帰った相手の姿を見ると、嬉しそうに笑って出迎える。思っていた通り予定より少し遅く帰ってきたことや、相手の様子からは疲労の色が見え、今日このメニューを作ってよかったと我ながら思う。自分なら疲れて帰ったときに好きなメニューがあったら、嬉しくて疲れも飛んでしまう。相手もそうだったらいいな、なんて思って。)


( / 了解しました！後者は両想いがいいのですがどうでしょう。特にこちらの宵くんが千尋ちゃんにベタ惚れ状態がいいです。まだお互い想いを打ち明けていない感じで。)