名無しさん 2022-06-02 22:52:14 |
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>キャスター
【日藤莉緒】
…えぇ、そうです。魔力のパスはあるでしょう。私の魔力は奇妙なものらしいのですけど、魔力や身体に異変は?
(目を開ける。強烈な光を浴びたせいか、視界がぼやけている。瞬きを数回して、部屋の薄暗さに目を慣れさせては目の前に立つ者を見る。目を見ると、先程の眩しい光が嘘のように彼の瞳は黒曜石の様な闇に染まっていた。人間ではない気配と魔力。これはきっと、否、絶対に召喚に成功している。喋り方からして日本の英霊ではないだろうか。自分の数倍デカイ身長、闇に染まっているような瞳。彼の瞳を見ていると吸い込まれそうで、本能的に彼から目を逸らせば、少し目線を下にやって。うっすらと笑みを浮かべているのが胡散臭く、また口を開いたかと思えば、紡ぐ言葉も全て胡散臭い。召喚しておいて何だが、信用して良いものか。少し考えた末に上記を。自身の魔力で、能力に異変が出たら困る。何事も慎重にならなければ。判断をミスれば死だ。そう言えば、彼に名を名乗っていなかった。少しでも印象は良くした方が良いのではないか。そう考え、慣れない笑みを浮かべては下記を。)
そう言えば、名を名乗っていませんでしたね。…日藤莉緒です。魔術師と言うよりかは、陰陽師に近いですが…よろしくお願いしますね、キャスター。
>美玖
【イアソン】
(誰かが自分を呼んでいる。曖昧なもので、本当に自分の名を呼んでいるのかすら分からない。だが、行かなければならない気がした。応じなければ後悔するような、そんな気が。己は前線に立つ者ではなく後方で支持する方がお似合いだ。それなのに早く、早く、と急くように、出来るだけ早くと願ってしまっている。そんな己の願いが通じたのか、瞬時魔力の高まりと光が己を包む。目を開けば、すぐに己が視界に女性が映る。女性と言うには少し未成熟な気もするが、己にとっては些細なこと。魔力のパスは繋がっている。彼女が己のマスターで間違いない。ここが何処なのか、そしてこれからしなければならない事はなんなのか。それらが全て脳内に流れ込んでくる。頼りない気もするが、これが、否、この女が己を動かしたのか少々感心する。興味本位か、或いは聖杯戦争のためか。見定めるように彼女を見ては、ふん、と鼻で笑っては自信満々の表情を浮かべ下記を。)
セイバー召喚に応じてやった。私が来たからにはお前の勝利は確定だ。…だが、間違っても私を前線に出すなよ?
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