名もなき創生者 2022-06-02 20:47:38 |
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スプリングフィールド「子供は何かと尊ばれるモノですね、此方でもそもそも人の数が少ない上に出生率もそれほど高く無いですから――そういった子達の為にも将来の社会基盤を維持していくのが私達の役割でもありましたし…もしもそういう子達に会う機会がこの先ありましたら、遊んであげて下さいね?」
フライパンを振るうガコガコという物音とジュウジュウと香草と焼き上げられる牛肉の香ばしい匂いが漂ってくる。
ゲダツ「なに?――むー…ふん、流石に他人に起こされればどんな有様でもすんなり起きられよう。へそ!大体おれが少しばかし(変わっている)からと言ってそんな目で見ているとは心外だぞ2B。」
今までの行動や奇行を考えれば予測可能不可避というか彼女(2B)の言う様な惨状になっていそうなのは容易に想像出来るが――当の蜘蛛頭本人は不服に思っているらしい。
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ゲダツ「…(昼)しか無いというのはまた随分変わった環境だな――では星空を見上げるなんて経験はお前達“あんどろいど”には無いという訳か…そういう意味では貴重な体験であろう。―月を見ているとヴァース(偉大なる大地)の伝説を思い出す…」
星空を見上げて2Bの言葉に少し驚きながらも――世界が違えばそういう事もあるか、とあっさり納得しつつ――月を見つめて彼が住んでいた世界に伝わるとある伝説を連想する。
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