むつ 2022-05-30 21:32:34 |
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破壊音、斬撃音は小さな命を戦慄させる
小さなD子はどうすることもできず席の下でうずくまっていた
エイダの言葉を聞くと席のしたから顔を出して体も出す
立ち上がってよろめきながら進む
D「うん…」
生きたチェーンソーを持った化け物がエイダに襲いかかっている光景にエイダの瞳孔が開く
早くエイダの元に向かわなくては。
小走りして向かう
エイダが監禁されている旨を手紙で聞いていたクシャルは、積極的にD子がエイダの方へ向かっているのを不思議に思った
それと一緒にクシャルにはある思惑が浮かんだ
その思惑にしたがって、駆け出したクシャルはD子の腕を掴むに至る
「…これからD子の腕を切ろうと思う」
「俺も苦しいけど、人質だ」
「もし腕を切っても色々な手を使えばお前のせいにできるしな」
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