匿名さん 2022-05-28 14:28:01 |
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えー、バルガスには上手だって褒められましたよ!
( 元々にべもなく断られるつもりではいたが、作戦として考慮された上で具体的に不可と評価されれば、冒険者としてのプライドが刺激されてムッと頬を膨らませ。以前ほかの依頼で夫婦もとい、正確には恋人を装った際のことを思い出すと、既に扉を押し入っているギデオンに小走りでついて行きながら抗議して。ちなみに筋肉自慢の可哀想なバルガス君は、それでビビに本気で惚れ、白昼のギルド内で正々堂々告白してキッパリ振られている。そんな不満げながら元気な抗議も、ギルド内の惨状を見ればピタリと口を噤んでしまい。先程のギデオンの視線とは比べ物にならない、失礼で不躾な視線がジロジロと主に上半身に集まるのを感じれば、あまりの不快さに相手の後ろに隠れたくなるが、こんな連中に負けてたまるかと1歩進み出て。 )
キングストンのカレトヴルッフから応援に参りました。
"ヒーラーの!"ヴィヴィアンと申します。先に手紙を送ったのですが、届いていらっしゃいませんか?
( "追加"という表現に思わず、名乗る口調が強くなったのは許されたいところ。ビビの言葉を受けて「そりゃいいな!こっちで俺の"息子"の応援もしてくれや!」という野次にワッと上がった笑い声に、肩を震わせて唇を引き結ぶ。正面の連中から見れば、恐怖で涙を堪えているようにでも見えるかもしれないが、ローブの背中側の裾へ爪を立て、ギリギリと捻りあげている様を見れば、怒りに打ち震え今にも手が出そうなのを我慢しているのは明白で。ビビの言葉を聞いて、「ああ手紙ね……態々キングストンからご苦労なことで。」と、明らかに面倒そうな雰囲気を隠しもせずに長椅子から起き上がり、近づいてきた細身で黒髪の胡散臭い男は、書類上で見たトリアイナのギルドマスターの名を名乗って。「俺はジェフリー・カーン。俺もこの失踪事件には非常に心を痛めていてね。アンタたちが力を貸してくれると心強いよ。」年の頃はギデオンより10程上か、目元の皺を軽薄に深めると、白々しく2人の間に手を差し出して。 )
( / 諸々の確認とご相談ありがとうございます!
丁寧な説明もいただき、心から納得致しました。此方も募集でチラッと書いた通り、世界観を必要以上に著しく棄損するラブコメが苦手でして、世界観や様々な事情の上で折り重なる人間模様がツボな面倒なオタクのため、非常によく分かります!
これからもちょくちょく、雰囲気を壊さない程度にギデオン様に迫る描写を入れられるように致しますね。
地名について、今回も非常に薄くてお恥ずかしい限りですが、トリアイナのある街の名前はグランポート、2人のギルド名をカレトヴルッフ、またカレトヴルッフのある街の名前はキングストンと名付けさせていただきました……!依頼人はエウボイア号で師匠を失った、元トリアイナの見習いである青年を想定しております。治安維持組織が軒並み腐敗している中で、カレトヴルッフに依頼したことがバレると危険なため、大々的に協力はできないという設定を考えております。 )
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