匿名さん 2022-05-28 14:28:01 |
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( 私が近づくと迷惑そうに身構える大人の顔も、私を通して他の誰かを思っている時の少年のような目の揺れも、彼を好きにならなければ見られなかっただろう。 それだけで幸せ──なんて、謙虚で殊勝な意識はさらさらなくて、いつかはヴィヴィアン自身に目を向けさせてやらんという、若々しい不遜な野望に浮かべた笑顔を更に深めるも、今この依頼の間は彼の隣で戦わせてもらえる幸せな時間に甘んじることにして。そのためにもまずは、冒険者としてこの依頼に真剣に向き合おうと心に決め直した。 )
──承知しました……警察と、ギルドと市民……うああっ、やっぱり一筋縄じゃ行きませんよね。
( そうして始まった馬車内での作戦会議は、シルクタウンからの帰り道とはまた違った温度を持って白熱した。聞き込みから現場を抑えるという基本はビビでも思いついたが、人攫いが狙う年齢層などの裏事情や、警察とギルドに関する細かい法律関係などは、ビビ1人では絶対に思い至れない 経験の差をありありと感じさせられて。うめき声と共に頭を抱え、元々繊細な配慮などは得意分野ではないとはいえ「全部魔物の仕業なら殴れば済むのに」という暴言からは、街に着く前に既に気疲れの色が見てとられ。そうこうしている間に、馬車に伝わる揺れは舗装されていない土の上を走るものから、規則的に揺れる硬い石畳のものに変わり、周囲の音も活気溢れる港町らしいものが飛びこんでくる。そんな町で夜な夜な起こる事件のことを考えれば、幌の外を覗くのも躊躇われているうちに馬車が停車し、年老いた御者の到着を伝える声が聞こえて来て。最初の目的地は疑惑のギルド・トリアイナ。2人のギルドとも同じ、役所の認証である公認ギルドの意匠の下に、小さな三叉槍のデザインがクロスされる鉄看板が壁からはえる立派な門構え。元は美しく輝いていただろう看板は、潮風に晒されて今や見る影もなく赤錆に覆われている。ギルドの精神ともいえそうなそれを磨く者すらいない現状に、戸を叩く前から既に心が重くなり、大きなため息をひとつ漏らすと、少しでも気を紛らわせようと、断られる前提の軽口を叩いてみて。 )
……やる気出すために、関係聞かれたら夫婦だって答えていいですか?
( / イメージの把握と、お気遣いありがとうございます!以後、説明不足には気をつけて参りますが、また背後様の方でもイメージの相違などありました場合は、お気軽にご相談いただければ幸いです。大変失礼致しました。
ホラー要素について、そう仰っていただけて非常に楽しみです!!死者の扱いについては軽くなりすぎないよう気をつけつつ、背後様が苦手でなければ、世界観上 物語の陰影のために登場させることも想定しておりますが如何でしょうか。世界観は此方こそ素敵なロルでたっぷりと楽しませて頂いており、背後様には本当になんとお礼を申し上げれば良いか……!「逃げ回るくせにたまにデレるクソデカ感情持ちのオジサン×猛アタックする女の子」要素については、以降の目処は着いていますし、背後様がギデオン様の内心をとても素敵に描写してくださるので、此方は現時点で大満足ではございますが、この口上で募集をかけている以上、背後様に物足りなさを感じさせてしまっていないか心配しております。恋に盲目すぎる子は苦手とのことですので、真面目なシーンでは少しセーブしていたのですが、今回少し押し強めに調整致しましたので、苦手であれば仰ってください。
事件のあらましも本当に詳細にありがとうございます!世界観にピッタリで、海賊の宝探し的なロマンも感じられて非常に興奮しております……!! 背後様のよくねられた展開と比べると非常に稚拙でお恥ずかしい限りですが、仰る通りの合体案が大変魅力的ですので、是非そちらでお願い致します!確かに聞き込みはダイジェストの方がダレずによろしいと思いますので、前回にもましてサクサク進行で参りましょう。
毎回細やかなご配慮と丁寧な相談をありがとうございます。長乱文でご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、背後様のお陰で非常に楽しく2人の顛末を見ることができております。以上の内容で問題がなさそうであれば、お返事は省略して頂いて結構ですので、今後ともよろしくお願いします。)
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