匿名さん 2022-05-28 14:28:01 |
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二十年ほど前だったか……一度だけな。出来立てのその頃は、まだまともに運営してたよ。
(船の舳先が水面を割る爽やかな水音が、耳を心地良く擽る。そのさなか、こちらは甲板に誂えられたベンチに腰を下ろした状態で返事をし。掌を翳して影を作り、真剣に読み込んでいるのは、先方のギルド──トリアイナに関する資料だ。記録を見るに、ここ三、四年で主力の総入れ替えのようなものがあったらしく、当時知り合った冒険者の名はひとつも見当たらない。これでは自分も、ヴィヴィアン同様まったくの新顔として扱われるだろう。ギルドの雰囲気がおそらくがらりと変わっている以上、相手に失礼のないようにというのはもちろん、自衛のため慎重に振る舞うのも忘れないようにとアドバイスして。相手が呟いた最後の一言には、そのヒーラーらしからぬ物騒な物言いに可笑しさを含んだ声を返す。一通り目を通し終えた資料の羊皮紙を胸元に仕舞い込めば、そういえば聞いたことがなかったな、と目を細めながら尋ね。)
聖魔法を纏えば、まあいけるだろう。その辺りの覚えは……そもそも、おまえは何種類の属性を扱えるんだ?
(/お返事ありがとうございます!ビビの母親と縁がある、というのはこちら側でもこっそり考えていた案のひとつでしたので、是非それでお願いしたいと思います。亡くなっている場合は故人への思慕を突き詰めているせいで……となるでしょうし、あくまで冒険者として引退しているだけの場合も、敬愛する彼女本人の目がちゃんとある以上、愛娘のビビに手を出したくない……という葛藤がありそうです。この辺りは主様の好みに適うほうをお選びいただければ。また師事の詳細について、14歳のころ一年ほど、彼女がビビを身籠るまでの間みっちり鍛えられていた(若さゆえ本気ではなかったが、うっすらと憧れに近い恋慕もあった)、という設定をぼんやり考えておりますが、如何でしょうか。母親の名前や容姿、性格、ビビとどの程度似ているかなどについて、後々でも構いませんのでざっくり設定していただけますと幸いです。)
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