匿名さん 2022-05-28 14:28:01 |
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っ!ありがとうございます!!ギデオンさん大好き!
( 苛立った調子で頭を掻き毟るギデオンは、どうやらアーヴァンク達のことが嫌いな様だ。下流であれだけの激闘を繰り広げた上、先程までの心配ぶりを思い出せば無理もない。彼らが凶暴な魔獣ということを差し引いても、これで攫われたのが逆の立場だったら、と思えば気持ちはよく分かり。さて、どう説得したものかと薄く唇を開きかけたところで、ビビが二の句を次ぐ前に、長い長い溜息と共に此方の判断を尊重してくれた相棒に一瞬目を見開き──やっぱり大人だなあ、と高鳴る胸に目を細めれば、心から湧き上がる感謝に勢い良く頭を下げて。成り行きで親交を深めることとなった魔獣達に、それなりの優しさを見せてはいるとはいえ、根は案外現実主義なビビである。普段ギルドの冒険者たちや人前では控えるような、2人きりの時にしかしない甘えた感情の発露を見せたのは、アーヴァンク達をただの魔獣としか見ていないからで。素直な感情を溢れるままに、満面の笑みで真っ直ぐにぶつけるビビとは対照的に、背後のアーヴァンク達には下流でやりあった時同様かそれ以上の迫力が宿る。それでも振り返ったビビに「良かったねー!」と、高いテンションのままに抱きしめられて、頬擦りまでされてしまえば、振り上げた前歯のやり場を失う様にオロオロと頭を振って、とうとう観念することにしたようだった。 )
──おまじない、効かなかったですね。
( それから、愛しのヴィヴィアン直々に心をポッキリ折られた魔獣達も連れて素の外に出ると、氷上はでっぷりと一際大柄なアーヴァンクと、ずっとビビに熱を上げていた船員による熱い一騎打ちとなっていた。双方それぞれに肩を組み、野次を飛ばし合う彼らの耳目が一斉に此方を向いたかと思うと、駆け寄ってきた船員達の筋肉に背後のアーヴァンク諸共もみくちゃにされるという一幕もあり。そんな彼らを魔獣たちも含めて一列に並ばせ、お詫びも兼ねて治療にあたっていたビビだったが、2人と1頭をこなしたところで、面倒になったようで一纏めにそれぞれの勲章を癒してみせるという大技も披露した。アーヴァンク達はと言えば、ビビに頼まれれば、先程ギデオンが提案した内容をあっさりのみ、ビビが定期的に仕事で訪れる郊外のほど近くに引越しを約束してくれる安定ぶり。身体的にも精神的にも疲労の浮かぶ船員達にもお詫びと感謝を伝え終わって、やっと水位も戻り始めた夕刻。再び船に乗り込まんとしている乗客たちの中で、ギデオンの腕にそっと触れればぽつりと呟き、昼間船員たちと同時に1度治療したそこへ、もう一度柔らかく魔法をかけて。 )
( / こちらこそ毎度格段の御配慮をありがとうございます。
お気遣いを無下にするようで申し訳ございませんが、進行に必要な部分に絞らせていただいて失礼致します。
まずは期間や進行方法へのご理解感謝致します。ギデオン様の今後暫くのスタンスも確認致しました。諸々楽しみにしております。
・訪れる場所について
最初に娼館で遭遇する初日は、数件他の娼館も周って、ギデオン様馴染みの女性達にお会いしたり、ボロを取り繕えていないギデオン様を拝見したりしたい。
翌日以降、初めての待ち合わせの後、魔導学院に向かい、他の場所でも噂が蔓延していることを聞く。→様々な場所訪れる流れへ。
以降、時間を飛ばしつつご提案の場所に行くイメージ。先々でギデオン様と関係があった女性が出てきたりすると、本章の趣旨が叶うのかなあと。(教会とか罰当たりですが笑)
・ギデオン様のご自宅訪問について
上記の繰り返しの中で、待ち合わせに来ないとか、急なキャンセルとかで心配したビビが、マリアさんに話を聞いて訪問するイメージ?
・ビビの暮らし
現在自分の稼ぎのみでギルド周辺の下宿暮らし。郊外に実家にあたる豪邸あり。幼少期から魔導学院の寮暮らしのため、経済的ギャップによるお嬢様ムーブは少ないが、監視の目が厳しかったので世俗には疎め。家事スキルは非常に高い。
・終盤の展開について
夢魔はあくまで精力目的のイメージなので殺しはしないかと。最悪で発狂を想像していたため、エクソシスト賛成。最後の被害者は、序盤で学院を案内してくれたいい子とかが被害者とかでもいいかもしれない。
必要事項のみと申し上げたにも関わらず、長文大変失礼致しました。背後様もご体調にお気をつけてお過ごしください。以上で問題がなければお返事には及びません。 )
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