匿名さん 2022-05-28 14:28:01 |
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(/当方もこの物語にとても心を寄せているので、主様も同様とのこと、大変嬉しく思っております……! ふたりを取り巻く冒険者としての暮らしやその中で出会う人々についても、いつも面白くあたたかく描写してくださるので、読み返すたび広がる世界が本当に大好きです。
ギデオンのこれからについても了解いたしました。ビビとのプライベートにおいては狡かったり空回ったり不器用に陥ったりしつつ、平時の一冒険者としてはしっかり頼り甲斐のあるかっこいい大人として描写していきたいと思います。(余談ですが、他人といるときのギデオンはもっと淡白に落ち着いており、ビビの前でだけ自然と表情豊かになるらしいことがのちのちわかってくればいいなあとも思っております。)
昨夜のロルはそのままで大丈夫です! むしろ、ギデオンとビビがきちんと大事な話をするきっかけをご用意くださってありがとうございました。ハプニング発生までの短い間、ほんの少し話し合うところから続けてまいりますね。引き続きよろしくお願いいたします……!/蹴り可)
(普段は天真爛漫な笑顔が咲く相手のかんばせに、ひやりとした怒りの色が滲んでいるの読み取れば、いったいどういうわけかと眉間に皺を寄せて聞き入る。しかし、やがて彼女が呟いた恐ろしい自嘲の言葉に、ざっと顔色を失って。「──違う、」と、ほとんど反射的に否定の言葉を口にするが、そうして絞り出した小声だけでなく、彼女に向ける青い双眸さえも、激しい狼狽に震えてしまう。木陰とはいえ真夏の昼下がり、あたりは明るく陽気な賑わいに溢れているというのに、周囲の音はろくに耳に入らず、体は芯から凍り付くようだった。目の前にいる彼女の、深い闇に囚われたような表情が、それほどませに恐ろしく。「……ヴィヴィアン、」と、迷子の彼女を掬い上げるような一心で名を呼び、重ねていた掌を思わず、彼女の片頬にそっと添わせる。今は暗く影の差してしまったグリーンの瞳、その奥をまっすぐ覗き込み、今までのどれよりも真剣なまなざしで語りかけ。)
事実じゃない。──事実じゃ、ない。おまえがあのひとを死なせたなんて、俺はそんな風に考えちゃいない。
お前にそう思わせるようなこと自体、俺もあのひとも……絶対に、望んじゃない。
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