GUIDE～異界送り～【戦闘・ホラー・ギャグ】

設定③
《ガイド》
現世にて浮遊霊を異界へと導き、悪霊を斬り地獄へと落とす、組織が存在する。彼らは【陰陽師】と呼ばれており、云わば死の世界へのガイドである。

陰陽師とは現世の覚醒者が陰陽堂と呼ばれる場所で修行を積み、特殊な力を手に入れた存在。
陰陽師は生のある者でしかなることは出来ない。また生ある者であれ、全ての者がなれるわけではなく、生ある者の中の覚醒者が唯一、その資格がある。
覚醒者とは生ある者の内、生死をさ迷った者・霊の姿が見える者・霊の声が聞こえる者・霊の存在を感じる事が出来る者・霊や陰陽師の存在を知る者である。
しかし、覚醒者は覚醒段階にあるが故に悪霊に狙われやすい。覚醒の段階で悪霊に喰われてしまう者もいる。
覚醒者は陰陽師となるか、他の陰陽師に霊力を献上し記憶を消すことで常人へ戻る事ができる。

《陰陽師》
覚醒者が異界にある陰陽堂で修行しなる事ができる。
覚醒者は現世に滞在している陰陽師とコンタクトを取るか、または陰陽師がスカウトするかのどちらか。
陰陽師には位が存在する。

陰陽生:陰陽師として習いたて。いわば研修生
陰陽員:研修生を卒業し実戦への参加許可が得られる。
陰陽士:一人前の陰陽師とされ、単独での任務が許可される。
陰陽官:陰陽士の中でも評価され、陰陽神より直々に認定された者。他の陰陽師を指揮・育成・管理などが許可される。
陰陽の神:いわば陰陽師の総帥にあたる。

○陰陽師の役割
現世にて浮遊霊を異界へと導き、悪霊を斬り地獄へと落とす。

浮遊霊を異界へと導く事を【転帰】
悪霊を地獄へ落とす事を【送還】と呼ぶ。


○陰陽師の力

・転帰方法:浮遊霊を転帰させる場合は、まずは浮遊霊と対話し未練などを聞き出し、それを叶える事や不可能の場合は説得し霊を納得させる事で転帰させやすくなる。転帰の際の儀式として陰陽師は唱えを使用する。

《唱え》ある文章を唱えることで、浮遊霊の魂を浄化し転帰させる術。※悪霊は唱えを聞き入れないため悪霊には使用は困難。
強制転帰はご法度。通常の浮遊霊であれば、対話後に唱えを行う事で転帰可能なケースが多い。

《印》手指で様々な形を作り、術を使う技法。主に悪霊から身を守る。攻撃や回復、結界生成・捕縛まで術種は様々。陰陽員になるまで取得が義務づけられている。しかし、あくまでも身を守る術であるため、悪霊を送還するまでには至らない事もある。

《撃》悪霊から身を守るための護身術。いわば体術。陰陽員まで取得が義務づけられている。

《武》特殊な技法で、作られた武器。刀や槍、弓矢など種類は豊富。※現代武器や未来武器(ハンドガンやビームソードなどはありません。)

《式神》陰陽士から取得可能な技法。陰陽官二名からの推薦と陰陽神から承諾を得る事で使用可能。口寄せの儀式で式神と契約し、その力を得ることで、より強力な悪霊と戦闘を可能にする。
式神の姿や能力は様々。式神を用いた戦闘方法は３つに分けられる。

①依代(よりしろ)
使用する武器に式神を宿すことで武器の形状変化、能力を発動できる。

②召喚(しょうかん)
式神自身を召喚し能力や攻撃が発動できる。

③憑依一体(ひょういいったい)
式神を自身に憑依させ、能力を最大限に発揮する技法。反動も大きい。
これらの式神を用いた戦闘方法を取得する事が陰陽士としめ認定される条件でもある。また、陰陽士として認定がおりた場合は陰陽神より直々に名を与えられる。(陰陽師としてのコードネームのようなもの)