てとれ。 2022-05-11 17:16:58 |
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「そう、ねぇ……確かに、此処のことは知らなかったわ。『異世界』にいる有名人のことを『外』の世界で話しても、知らないのは当然のことよね。だけども、こうやって話しているだけでも、無意識にそこにいることを証明しているのかもしれない……あなたも、私もよ。」
私とは異なる存在の意見を受け止め、話を続ける。きっとソレが、彼女なりの価値観なのだから、ソレを否定する権利は私にはない。
「……改めて、あなたには感謝しているわ。真っ当に生きることもできず、罪人にもなりきれなかった__そんな複雑な気持ちを、あなたは救ってくれた……こうやって今を生きることができているのも、あなたのおかげよ。」
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