契りの刃 〆

( 至近距離にあった顔がゆっくりと離れていき、見るからに赤く染った首筋を、暫くぼんやりと眺めてしまう。
今しがた起こったことに脳の処理が追いつかず、特に表情が変わらずもショートしているように動きが止まったままだ。
それでも、触れ合った感触がしっかりと残っており、ゆっくりと己の唇に触れれば、味わったことの無い感情が湧き上がってくる。羞恥心、高揚、切なさ…全てが混ざりあって、なんとも言えず思わず立ち上がっては、話題を変えゆく相手の背を軽く叩いた。
八つ当たり…というには妙だが、それでも、嬉しいという想いを抱いたことへの誤魔化しだろうか。)

…ゲームなら、俺、ちょっと上手いよ。
家でゲームばかりしてるから。…酒も飲めるし。

( 咳払いを1つしては、目を逸らしつつも声音は最初の頃よりも随分と軽快になり、相手の提案に同意するように上記を述べる。
そして「 ご飯、よそうなら手伝う 」と言うと、キッチンへとそのまま歩んで行く。自室ならば気にせずに袖を捲るが、相手がいることも考慮して袖を捲らぬまま手を洗おうかと一瞬考える。
だが、服も貰ったばかりで濡らしたくはないし…、結果、仕方なく七分ほどに袖も捲ることになり、ちらりと醜い肌が見えた。)



( ／ お待たせいたしました！ご了承頂いて感謝です！

左で、とのことで前回お伝えしましたが、全然右もありだな、とロルを書きながら思いました←
郁海くんが素敵すぎる…….。。

もちろん、不意打ちはさせていただきます(*´ω`*)←
確かに、時と場合によって全然変えて頂いて大丈夫ですので、臨機応変に行きましょう* )